こんにちは。
子育て中の友人へのプレゼントを選ぶとき、「相場はいくらなのか」「何がおすすめなのか」と、スマホの前で悩み続けていませんか?
せっかく大切なお金を遣って贈るなら、心から喜んでほしい。
でも、もしかして私の選んだものが相手にとって「負担」になっていないかと、マナーを気にして不安になってしまうこともあると思います。
私自身、40代で共働きをしながら子育てをしてきましたが、贈る側としても、受け取る側としても、たくさんの「成功」と「失敗」を経験してきました。
その経験から感じているのは、現代の忙しい子育て家庭において特に喜ばれるのは、豪華なサプライズや記念品以上に、「日々の生活をそっと支える優しさ」だということです。
この記事では、きれいごとは抜きにして、実際にママたちが「助かった!」と感じるもの、そして「正直、少し困ってしまった…」という体験談について、本音ベースで解説します。
- 子育て中のママが「実は困っている」かもしれないギフトの傾向
- 相手に内祝い(お返し)の過度な負担をさせないための、予算の考え方
- 2人目育児や、男の子・女の子別で「外さない」ための選び方のヒント
- 現金や商品券よりも温かみがあり、かつ家事を楽にする「実用的な贈り物」のアイデア
子育て中の友人へのプレゼントで失敗しないマナー

友人に喜んでもらいたい一心で選んだプレゼント。
もちろんその気持ち自体が何より嬉しいものです。
ただ、住環境の変化やライフスタイルの多様化が進む現代において、昔ながらの「定番ギフト」が、受け取る側の事情と少しズレてしまうケースも出てきています。
ここでは、私が実際に経験したことや、周りのママ友たちのリアルな声をベースに、知っておくと安心なマナーとリスクについてお話しします。
出産祝いで「困った」と思われてしまいがちな物の特徴

「せっかくのお祝いだから、形に残るものを」
その優しい気持ちは痛いほど分かりますが、住宅事情やライフスタイルによっては、その優しさが少しだけ負担になってしまうこともあります。
特に「空間」と「好み」の問題はデリケートです。
部屋の雰囲気と合わない「キャラクターもの」の難しさ
正直なところ、いただいたけれど扱いに悩んでしまった物の中に「主張の強いキャラクター雑貨」や「大きすぎるぬいぐるみ」があります。
もちろん子供はキャラクターが大好きですし、贈ってくれた気持ちは嬉しいです。
ただ、リビングなどの共有スペースは「落ち着いた空間にしたい」と考えている親御さんも少なくありません。
インテリアにこだわっている家庭に、原色のキャラクターグッズが届くと、どうしてもお部屋の中で少しだけ「浮いてしまう」ことがあります。
特に収納スペースが限られているマンション暮らしの場合、場所を取る大きなぬいぐるみは、可愛いけれど置き場がない…というジレンマを生むことも。
「80cmのベビー服」に潜む季節外れのリスク
また、意外と盲点なのがベビー服のサイズと季節のズレです。
よく「80cmは1歳くらいで着られるから」と、出産祝いの定番として80cmの服をいただきます。
しかし、ここには注意が必要です。
赤ちゃんの成長スピードには個人差がありますし、何より「生まれ月」によって、1歳(80cm)を迎える季節は全く異なります。
【注意したい例】
夏生まれの子に、モコモコの冬用80cmカバーオールを贈った場合。
その子が80cmになるのは翌年の夏なので、季節外れで一度も袖を通さずにサイズアウトしてしまう…という悲しいすれ違いが起こりがちです。
服を贈るなら、サイズ調整が効きやすく長く着られる「スリーパー」や「ポンチョ」、あるいは季節を問わず何枚あっても困らない「スタイ(よだれかけ)」などを選ぶのが、失敗の少ない選択肢と言えます。
本人に欲しいものを聞いてほしい切実な理由

「サプライズで驚かせたい」「値段を調べて欲しくない」
そんな遠慮から、本人にリクエストを聞くことを躊躇していませんか?
しかし、合理性を重視する家庭や、持ち物を厳選したいミニマリスト志向のママにとって、最も避けたいのは「アイテムの重複」です。
「スタイが20枚」の経験から学んだこと
私自身、出産時に友人たちからスタイ(よだれかけ)を大量にいただきました。
その数、なんと20枚以上。
もちろん、どの一枚にも友人の「おめでとう」の気持ちがこもっていて嬉しかったです。
ですが現実には、使いきれずに新品のまま保管し続けることになり、「せっかくいただいたのに申し訳ない…」という罪悪感を抱くことになりました。
「もしこの分で、不足していた肌着やおしりふきをリクエストできていたら…」と考えてしまったのも正直なところです。
スマートに「聞く」ための魔法の言葉
「何が欲しい?」と聞くのは失礼ではありません。
むしろ、「あなたの生活に本当に役立つものを贈りたい」という最高の配慮です。
聞き方のコツは、相手が遠慮しないよう、予算の目安をそれとなく伝えることです。
【聞き方の例】
「お祝いを贈りたいんだけど、他の人と被ると申し訳ないからリクエストを聞かせて!予算は〇〇円くらいで考えてるから、ほしい物リストとかあったら教えてもらえると嬉しいな。」
最近ではAmazonのほしい物リストやLINEギフトを活用するのも一つの手です。
ただし、Amazonのほしい物リストは設定によっては住所や本名が公開されてしまう場合があるため、贈る側も受け取る側も「ギフト設定」や「公開範囲」をしっかり確認し、プライバシーに配慮して活用することをおすすめします。
2人目のママが本当に嬉しいものの選び方のポイント

2人目以降の出産の場合、プレゼント選びの難易度はさらに上がります。
なぜなら、基本的な育児グッズ(ベビーカー、ベッド、服、おもちゃ)は、上の子のお下がりで既に十分に揃っていることが多いからです。
1人目と2人目のニーズの違い
1人目の時は「長く使える記念品」が喜ばれましたが、2人目の時は「今すぐ生活の助けになる消耗品」の方が、実用的で喜ばれる傾向にあります。
| 比較項目 | 1人目の時の傾向 | 2人目以降の傾向 |
|---|---|---|
| 重視する点 | 記念になる、長く使える | 実用的、場所を取らない |
| 困る場合があるもの | 消耗品(記念にならない) | 大型遊具、服(お下がりがある) |
| 嬉しいもの | ブランド服、知育玩具 | 高級なお菓子、入浴剤、おむつ |
例えば、上の子も一緒に食べられる個包装のお菓子や、家族みんなで使える肌に優しい入浴剤などは鉄板です。
上の子がいると、どうしても下の子のお世話につきっきりになりがち。
そんな時に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)も一緒に食べてね」と渡せるギフトは、家族全体の空気を明るくする素晴らしい贈り物になります。
友人への相場は3000円から5000円

「大切な友達だから、奮発して1万円以上のものをあげよう!」
その気持ちはとても素敵ですが、少しだけ相手の状況を想像してみてください。
日本には「内祝い(お返し)」という慣習が根強く残っています。
「半返し」の負担とママの事情
一般的に、お祝いをいただいた場合、その半額(半返し)〜3分の1程度の金額の品を「内祝い」としてお返しするのがマナーとされています。
もし1万円のものを贈った場合、受け取った産後のママは、5,000円程度のお返しを選び、手配するというタスクを背負うことになります。
新生児のお世話で睡眠不足の中、この「お返し選び」は意外と重労働。
「高いものをいただいて嬉しいけれど、お返しが大変だな…」と心配させてしまうこともあります。
【最適解の一つは3,000円〜5,000円】
友人間のギフトなら、相手がお返しを気にせず受け取れる3,000円~5,000円程度が、お互いに負担の少ない「ちょうどいい」価格帯と言えます。
この金額であれば、お返しは1,000円〜2,000円程度のお菓子で済みますし、あるいは「お返しはなしで(相互扶助の範囲)」という合意もしやすくなります。
もちろん地域やグループのルールによりますが、相手に精神的な負担をかけない気遣いも、大切な贈り物の一部です。
おしゃれな服より実用的な消耗品を選ぶべき訳

デパートに並ぶフリルのついたベビー服や、凝ったデザインのロンパース。
見ているだけで幸せな気分になりますよね。
もちろん、お出かけ用の一張羅として喜ばれることも多いですが、共働き家庭やワンオペ育児の現場では、実用性が最優先されることも事実です。
例えば、ボタンがたくさんあって着せるのに時間がかかる服や、乾燥機NGの繊細な素材は、忙しい朝には敬遠されてしまい、結果的にタンスの肥やしになってしまうことも…。
「生活を邪魔しない」という選択
それよりも、毎日大量に消費するおむつ(自分では買わないような少し高価な「プレミアムライン」のもの)や、厚手のおしりふきなどの実用的な消耗品の方が、確実に赤ちゃんのお世話の助けになります。
「おむつなんて味気ないかな?」と心配になるかもしれませんが、「生活を邪魔せず、確実に役に立つ」ことこそが、忙しいママへの最大の応援になることも多いのです。
子育て中の友人がプレゼントで喜ぶ選び方のポイント

ここまで「迷いやすいポイント」をお伝えしてきましたが、では具体的に何を贈れば、相手の心に響くのでしょうか?
ここでは、共働きで毎日バタバタと過ごしている私が、実際に友人からもらって「これは嬉しかった!」「本当に助かった!」と涙が出るほど感動したアイテムを中心に、おすすめの選び方をご紹介します。
頑張るママ用のコスメや食べ物は癒しのギフト

出産祝いというと、どうしても「赤ちゃんのためのもの」を探してしまいがちです。
しかし、赤ちゃんには既に親族やお下がりで必要なものが揃っている場合が多いもの。
そこで視点を変えて、「出産という大仕事を終えたママへのご褒美」を選んでみてください。
「無香料」がキーワードのケア用品
産後はホルモンバランスの影響で「匂い」に敏感になる方が非常に多いです。
また、赤ちゃんを抱っこするため、香りの強い香水やハンドクリームは避けたいと考えるのが親心です。
そこでおすすめなのが、「無香料の高級フェイスパック」や「添加物不使用のリップバーム」です。
これなら、赤ちゃんの肌に触れても安心ですし、何より「自分の肌をケアする」という数分間の時間が、育児で疲れた心への最高の癒しになります。
時間貧乏なママを救う「時短」のプレゼント
総務省統計局の調査(令和3年社会生活基本調査)によると、6歳未満の子供を持つ妻の家事・育児時間は、曜日や就業状態の平均で1日あたり約7時間半にも及びます。
(出典:総務省統計局『令和3年社会生活基本調査』)
※この数値はあくまで平均であり、ワンオペや多子世帯ではさらに長くなる場合もあります。
このデータからも分かる通り、ママたちは常に「時間」に追われています。
だからこそ、カフェインレスの美味しいコーヒーや紅茶、温めるだけのスープセットなどは、「優雅な時間」そのものをプレゼントするのと同じ価値があるのです。
男の子には長く遊べる消耗品のおもちゃを

男の子へのプレゼント選びに悩んだら、形に残る高価な知育玩具よりも、「遊びながら消えていく消耗品のおもちゃ」が意外なほど喜ばれます。
例えば、シールブック。
1歳〜2歳の男の子はシール貼りが大好きですが、すぐに貼り終えてしまいます。
100円ショップのものではなく、書店で売っているような少し知育要素のあるシールブックは、外出時の移動中や、家事をしたい時の時間稼ぎとして最強のアイテムです。
お風呂時間を救う「バスボール」
また、中から車や恐竜のマスコットが出てくる「バスボール(入浴剤)」もおすすめです。
「お風呂に入りたくない!」とイヤイヤ期で暴れる子供を、「バスボールやろうか?」の一言でお風呂場へ誘導できる…。
これは親にとって魔法の道具です。
使えばなくなるので場所も取りませんし、マスコットだけなら小さな箱に収まります。
女の子には好みが分かれない日用品がおすすめ

女の子の場合、成長とともにおしゃれへのこだわりが強くなります。
2歳〜3歳にもなると「ピンクじゃないと嫌」「フリフリがいい」といった強固な意志が芽生えるため、大人が良かれと思って選んだ服も着てくれないリスクが高まります。
そこでおすすめなのが、シンプルで上質なタオルや、肌に優しい素材の寝具類です。
例えば、今治タオルやヒポポタマスのような、自分では家族分揃えるのを躊躇するような高級タオルは、日常の質を上げてくれます。
また、少し大きくなってからは、実用的なヘアゴムや、可愛いデザインの絆創膏などの消耗品雑貨も、「使えるギフト」として人気です。
これらは「可愛い」と「実用」のバランスが良く、親子の好みの衝突を避けられます。
迷ったらカタログギフトで選択肢を贈ろう

「どうしても何をあげていいか分からない」「絶対に外したくない」
そんな時は、迷わずカタログギフトを選んでみてください。
最近では「えらんでベイビー」のように、月齢に合わせて必要なアイテムを親が自分で選べる出産祝い専用のカタログが充実しています。
「カタログなんて味気ない、心がこもっていないと思われないかな?」と心配になるかもしれません。
しかし、「今、本当に必要なものを、自分のタイミングで選べる」という自由こそが、最も無駄のない、合理的なプレゼントだと感じるママは多いのです。
また、親しい間柄ならAmazonギフトカードなども最強の選択肢です。
「何か必要なものに使ってね」や「ママの美味しいおやつを買ってね」という一言を添えるだけで、事務的な印象は消え、相手を気遣う温かいギフトに変わります。
気を使わせないお菓子やスープも喜ばれる

形に残るものに抵抗がある場合は、高級レトルトスープや有名店のお菓子などの「消え物(食品)」がおすすめです。
特にスープストックトーキョーのような、「温めるだけでちゃんとした食事がとれる」アイテムは、料理をする体力も時間もない産後のママにとって、命をつなぐライフラインになります。
【選び方のポイント】
重要なのは「食材」ではなく「調理済みの完成品」を贈ることです。
高級なステーキ肉を贈っても、それを焼く体力がなければ負担になります。
レンジでチンするだけ、お湯を注ぐだけ。
その手軽さが最大の価値なのです。
美味しいものを食べて、少しでも元気を出す。
そんな「時間と体力と栄養」のプレゼントは、モノ以上に相手の心身を癒やしてくれるはずです。
子育て中の友人に最高のプレゼントを贈るために
ここまで、たくさんの「失敗しない選び方」をお話ししてきました。
もちろん、相手との関係性や、相手がサプライズ好きかどうかによって「正解」は変わります。
ただ、もし迷ったときは、「相手の今の生活を、どれだけリアルに想像できるか」を大切にしてみてください。
高価なものを贈ってプレッシャーをかけたり、趣味の合わない雑貨で部屋を狭くしたりしないよう、相手の負担(物理的・精神的・経済的負担)をできるだけ減らす視点を持つこと。
これこそが、現代のスマートで優しいギフトマナーなのだと思います。
「何が欲しい?」と素直に聞くことも、一つの優しさ。
そして気を使わせない消耗品や、時間を生み出す体験を贈ることも、素敵な選択肢です。
この記事が、大切な友人が笑顔になる、心地よい距離感のギフトを選ぶヒントになれば幸いです。
※記事の内容は一般的なマナーや個人の体験に基づいています。相手との関係性や地域の風習によって最適な贈り物は異なりますので、状況に合わせて判断してください。

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