毎日必死に家事育児仕事に奔走しながら「ワーママはいったいいつご飯を作ればいいの?」と途方に暮れるとき。
私の心の中には常に、「今のやり方ではもう限界だ」という悲鳴がありました。
世の中の育児書やライフハック記事には、「朝4時に起きて夕食の下ごしらえを済ませる朝活スタイル」や、「週末に3時間かけて1週間分の常備菜を作り置きする賢い主婦スタイル」といった正解が紹介されています。
しかし、私のように料理に対する情熱が枯渇している人間にとって、それらの「正解」は、できない自分を責める問題になりました。
私にとっては、フルタイムで働きながら、保育園のお迎えに行き、泥のように疲れて帰宅した後に待っている「ご飯作り」は巨大な壁でした。
これを乗り越えるために必要なのは、朝活や作り置きがハマるタイプではないので、自分の容量に合わせた解決策の再構築が必要でした。
この記事でわかること
- 作り置き・朝活を一切しない「もっとも楽な調理タイミング」
- 帰宅後10分でいただきます!「包丁いらずのサバイバル術」
- スーパーで迷わない・献立に悩まない「思考停止システム」
ワーママはご飯をいつ作るのが正解?

ここでは、一般論としての正解を捨て、私が試行錯誤の末にたどり着いた、ズボラで体力のないワーママ向けの「生存戦略としての調理タイミング」について、包み隠さずお話しします。
作り置きしない戦略が精神を安定させる

時短テクニックの代名詞とも言える「週末の作り置き」。
私もかつては、Instagramに並ぶ美しいタッパーの山に憧れて挑戦したことがあります。
しかし、結論から言えば、私のようなズボラな割に気にする性格の人間にとって、作り置きは精神衛生上あまり合わない、ハードルの高い戦略でした。
なぜなら、作り置きには「高度な計画性」と「厳格な衛生管理」、そして「貴重な休日を献上する覚悟」という、私のようなタイプが最も苦手とする3つの要素が不可欠だからです。
まず、休日の数時間を苦手な料理に費やすダメージは翌週まで響きました。
平日の疲れを癒やすべき日曜日の午後に、大量の野菜を刻み、コンロをフル稼働させて立ち続ける。
思わず、今日は一体何してたんだろう?と考え込んでしまいました。
そして一番困ったのが、「せっかく作ったのだから、腐らせる前に食べ切らなければならない」という新たなハードルです。
「今日はピザの気分」であっても、冷蔵庫には3日前のきんぴらごぼうと煮物が鎮座している。
この「過去の自分にメニューを決定される不自由さ」は、楽ではありますが日々の小さな選択する楽しみが一つ減るということでもあります。
さらに、私が心配したことは、夏場の「食中毒のリスク」です。
家庭のキッチンは無菌室ではなく、保存容器の煮沸消毒や、冷ましてから冷蔵庫に入れるタイミングの管理など、正しい知識や管理がないまま長期保存を行うと、家族の健康リスクが高まります。
実際に、厚生労働省も家庭での食中毒予防において、菌を「増やさない」ための温度管理の重要性を強く訴えています。
食中毒リスクに関する公的見解
食中毒予防の三原則の一つに「菌を増やさない」がありますが、家庭で作った料理を長期間保存することは、管理状態によっては菌が増殖するリスクを高める行為になりかねません。特に梅雨時期や夏場などは、徹底した衛生管理が求められます。
(出典:厚生労働省『家庭での食中毒予防』)
もし日曜日に気力が尽きて作り置きができなかった場合、翌週の平日前半の食事がすべて破綻するというリスクもありました。
料理が苦手ではありますが、私の場合は作り置きが向いていませんでした。
「その日に食べる分だけを、その場で作る(そして食べ切る)」ほうが、在庫管理のストレスもなく、結果的に楽に過ごせることに気づいたのです。
朝調理の早起き合戦から離脱する

次に検討されるのが「朝調理」です。
「子供が起きる前の静かな時間に夕食の準備を」というアドバイスは、流れ的には出来そうに思えました。
しかし、現実の朝は、静寂とは程遠いものです。
私の家では、朝はまさに「時間との戦い」であり、自分の身支度、子供の検温、着替え、朝食の世話と、分刻みのスケジュールで動いていました。
ここに「夕食のための野菜を切る」というタスクをねじ込むことは不可能でした。
無理をして5時に起きようと試みたこともありますが、睡眠不足はワーママにとって最大の敵です。
睡眠が足りないと、子供の些細な言動にイライラし、仕事のパフォーマンスも落ち、夕方には電池切れを起こしてしまいます。
「早起きがツライ」という単純かつ強力な理由により、この方法は三日で破綻しました。
少なくとも私のようなタイプは、「朝も夜も完璧に家事をこなす」ことを目指してはいけません。
朝のミッションは「遅刻せずに家を出ること」ただ一つ。
「朝は自分の身支度と子供の送り出しだけで100点満点」と割り切り、夕食の準備というタスクを朝のリストから完全に削除したことで、朝のピリピリとした空気が劇的に改善されました。
夕食のことは、夕方の自分に任せればいいのです。
料理がしんどい時のための生存戦略

作り置きも朝調理も捨てた私が選ぶべきタイミングは、消去法で「帰宅後の夜」しかありません。
しかし、ここで重要なのは、従来の「料理」の定義を大きく緩くすることです。
疲労困憊で帰宅した後に、1から献立を考え、まな板を出し、コトコト煮込むような料理をする体力は残っていません。
そこで私が採用したのが、「帰宅後10分以内で終わる超短時間調理」です。
この戦略の核となるのは、「やる気がある時」ではなく、「最も疲れている時」を基準にシステムを構築することです。
例えば、「包丁を握る握力すらない日」のために、調理工程ゼロで食卓に出せる食材を常にストックしておきます。
これを私は「生存のための逃げ道リスト」と呼んでいます。
【限界ワーママの生存用常備食材リスト】
| 食材カテゴリ | 具体的アイテム | 調理(作業)内容 |
|---|---|---|
| 開封即食 | 充填豆腐(3連パック) めかぶ・もずく酢 キムチ |
パックのフィルムを剥がして皿に乗せるだけ。 醤油やごま油をかければ一品完成。 |
| 栄養満点の万能食材 | 納豆 卵(生卵・ゆで卵) |
パックを開けて混ぜるだけ。 ご飯にかければそれだけで食事が成立する。 |
| 長期保存・メイン | サバ缶(味噌煮・水煮) 焼き鳥缶 ツナ缶 |
プルトップを開けるだけ。 そのままでも、レンジで温めてもOK。 |
このリストにある食材さえあれば、最悪の場合、火も包丁も使わずにタンパク質と最低限の栄養を摂取することができます。
「いざとなればこれを出せばいい」という安心感があるだけで、帰宅後のプレッシャーは驚くほど軽くなります。
もちろん、毎日缶詰やレトルトばかりだと塩分などが気になる方もいると思います。
これらはあくまで、HPゼロの日のための「最強の保険」として割り切って使いましょう。
夜に調理する場合の絶対条件は、「実働時間を10分以内に抑えること」。
これを超える凝った料理は、平日は禁止事項と定めてもいいくらいです。
献立を考えない固定化システムの導入

夕方のスーパーで「今日の晩ごはん、何にしよう…」とカゴを持って徘徊する時間ほど、無駄で疲れるものはありません。
私の場合、調理方法が焼くくらいの腕前なので、何を買ったらいいのかよく分かってないから疲れているのかもしれません。
さらに、仕事で何百回もの意思決定をしてきた脳は、夕方には「決断疲れ(Decision Fatigue)」を起こしており、献立を考えるエネルギーなど残っていません。
この状態で献立を考えようとするから、疲労を感じるのです。
この問題を解決する唯一の方法は、「思考の外部化」=「献立と買い物の固定化」です。
私は、「月曜日は魚(焼くだけ)、火曜日は豚肉ともやしのレンジ蒸し、水曜日は丼もの…」というように、大枠のパターンを決めています。
そして、買う食材も「毎週必ず買うものリスト」として固定しています。
思考停止で買える「ノースキル食材」セット
- 肉類:豚バラ薄切り、鶏もも肉(どちらもハサミで切れる)
- 魚類:ぶり、鮭の切り身、魚の缶詰(包丁不要)
- 野菜:もやし、カットキャベツ、冷凍ブロッコリー(洗う・切る手間なし)
- その他:豆腐、納豆、冷凍うどん
スーパーに入ったら、売り場を回遊せず、このリストにあるものをカゴに放り込んでレジに向かうだけ。
所要時間は10分以内です。
「何を作るか」ではなく、「冷蔵庫にある固定メンバーをどう加熱するか」だけを考えれば良い状態にしておくことで、脳のメモリを消費せずに食事準備に取り掛かることができます。
メニューがマンネリ化しても気にしません。
子供は意外と、毎日違う凝った料理より、いつもの味を好んでくれたこともあり、どうにかなっています。
理想のスケジュールより現実を見る

私たちが「ご飯作りが辛い」と感じる根本的な原因の一つに、SNSやメディアが作り上げた「理想のワーママ像」とのギャップがあります。
Instagramを開けば、「#ワーママごはん」のタグとともに、彩り豊かな一汁三菜、手の込んだキャラ弁、整然と片付いたキッチンが流れてきます。
これらを見て、「私はなんてダメなんだろう」と自己嫌悪に陥ることもあります。
本当に、ただただ凄いなと感じる素敵な食卓ですから。
でも、ここは割り切って「他人は他人、自分は自分」でいいと判断しています。
「ていねいな暮らし」は、心と時間に余裕ができたときの楽しみにとっておけばいいのです。
今は「毎日ご飯が用意できていること」が最優先です。
平日は栄養バランスが多少偏っても、週末に調整すればいい。「ご飯、味噌汁、焼いた肉」で家族の食欲は満たせます。
このマインドセットの切り替えは、具体的な時短テクニックよりも、ご飯作りに悩む自分にとっては大切だったなぁと思います。
ワーママがご飯をいつ作るか迷わない超実践術

ここまではマインドセットと戦略についてお話ししましたが、ここからは泥臭く実践的な「戦術」のお話です。
料理の腕前が壊滅的でも、道具(ハードウェア)を頼れば、帰宅後10分でまともな食事を作り出すことは可能です。
私が愛用する調理器具と、その具体的な活用法をご紹介します。
究極の手抜きを実現するハサミ調理

料理における心理的・物理的な最大のハードル、それは「まな板と包丁を出して、使って、洗う」という一連のプロセスです。
特に、生肉を切った後のまな板を洗い、除菌スプレーをかけるあの手間は、ズボラ層にとっては苦行以外の何物でもありません。
この工程をなくすために導入してよかったのが、「キッチンバサミによる徹底的な切らない調理」です。
Pack-to-Pan(パックから鍋へ直行)メソッド
「食材を切る」という行為は、必ずしもまな板の上で行う必要はありません。
私は以下のような手順で、まな板の使用頻度をほぼゼロにしています。
- 薄切り肉:トレー(発泡スチロール)の中で、ハサミを入れて一口大に切ります。そのままフライパンや耐熱ボウルへ投入。トレーは水ですすいでゴミ箱へ。
- 鶏もも肉:皮や余分な脂肪の除去もハサミの先端でチョキチョキ行い、一口大にカットして鍋へ。包丁よりも滑らず、確実に切れます。
- 葉物野菜・きのこ:小松菜やえのき茸などは、鍋の上で空中でカットして直接投入します。
この「Pack-to-Pan(パックから鍋へ)」メソッドを導入するだけで、調理後のシンクには汚れたまな板が存在しません。
あるのは、さっと水で流せるハサミ一本だけ。これだけで、料理に対する心理的ハードルは劇的に下がります。
失敗しないキッチンバサミの選定基準
100円ショップのハサミでは、肉の筋や脂で滑ってしまい、逆にストレスが溜まります。
ここだけは少しお金をかけてでも、以下の条件を満たす「キッチンバサミ」を手に入れてください。
- 分解洗浄可能(Separable):接合部に汚れが溜まらないよう、左右の刃が簡単に取り外して洗えるもの。
- オールステンレス製:煮沸消毒ができ、食洗機にもそのまま放り込めるもの。錆びにくく衛生的です。
- カーブ刃・ギザ刃:食材が逃げないように設計された刃の形状をしているもの(例:フィットカットカーブなど)。
私は無印のキッチンバサミを使用しています。分解できて食洗機に入れられて、管理が楽で助かっています。
誰でも簡単なレンジ活用のススメ

「コンロの火加減を見る」「焦げ付かないように混ぜる」という作業は、実は高度なマルチタスク能力を要求されます。
子供が足元で泣いていたり、洗濯機が呼んでいたりする状況で、鍋の前につきっきりになるのは物理的に不可能です。
そこで主戦力となるのが、「電子レンジ」です。
私は電子レンジを「単なる温め直し機」ではなく、「火を使わない調理器具」としてフル活用しています。
レンジ調理の最大のメリットは、スイッチを押せば自動的に加熱が止まること。
つまり、「焦がすリスクがほとんどない」ため、「加熱中に、同じフロアで洗濯物を畳むなど、目を離しすぎない範囲で家事を進められる」という点です。
これは、ワンオペ育児中のワーママにとって革命的な安全性です。
失敗知らずの「レンジ蒸し」基本プロトコル
私が週に3回は実践している、包丁も火も使わない黄金のルーティンをご紹介します。
これさえ覚えておけば、どんなに疲れていても野菜とお肉のメインディッシュが5分で完成します。
【基本の豚バラもやしドーム蒸し】
- 投入:耐熱ボウル(またはシリコンスチーマー)に、もやしを1袋、そのまま全て入れます。
※袋に「洗わずに使える」と記載があるものを選ぶか、気になる場合はさっと洗ってください。 - 配置:もやしの上に、豚バラ肉を広げて乗せます(ここでもキッチンバサミでチョキチョキ切りながら乗せればまな板不要)。
- 加熱:ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで約4分〜5分加熱します。
- 完成:赤い部分がなくなっていれば完成。食卓に出して、ポン酢やごまだれを回しかけるだけ。
この調理法の素晴らしいところは、油を使わないためヘルシーであり、洗い物がボウル一つで済む点です。
豚肉の脂がもやしに落ちて、驚くほど旨味が増します。
キャベツ、きのこ、冷凍ブロッコリーなど、食材を変えて無限に応用が可能です。
また、電子レンジ調理でよく懸念される「卵の爆発」ですが、これも黄身に爪楊枝で1箇所穴を開けておけば防げます。
卵調理専用の器具に水を少し入れ、卵を割り落として加熱すれば、ポーチドエッグ風や目玉焼き風もレンジだけで完結します。
「火を使わない」という選択肢を持つことは、子供の安全を守る意味でも、母の精神的余裕を守る意味でも、非常に有効な戦略なのです。
帰宅後のルーティンを10分にする

料理の時間を長引かせ、失敗の原因となるのが「味付け」です。
「醤油大さじ1、みりん小さじ2…」と計量スプーンで測ったり、「塩少々」という曖昧な指示に悩んだりする時間は、私たちには残されていません。
疲れていると味覚も鈍り、味が決まらずに何度も調整してドツボにはまることもあります。
この問題を解決するために、私は「調味のモジュール化」、つまり味付けを食品メーカーに完全アウトソーシングすることを推奨します。
使うのは、すでに味が完成されている「複合調味料」のみです。
味付けを自動化する「三種の神器」
- 焼肉のタレ:これは単なる「肉をつけるタレ」ではありません。醤油、砂糖、果実、スパイスが黄金比で配合された「万能炒めソース」です。肉野菜炒めも、チャーハンも、レンジ蒸しも、これをかけるだけで味がバシッと決まります。甘口・中辛など家族の好みに合わせた一本があれば、他の調味料は不要です。
- 麺つゆ(3倍濃縮):和食のベースインフラです。出汁、醤油、みりん、砂糖が完璧に調合されています。煮物はもちろん、お浸し、親子の煮物、炊き込みご飯まで、希釈倍率を変えるだけであらゆる和食に対応できます。「味が薄いな」と思ったら少し足すだけでOKです。
- パスタソース・レトルトカレー:これらは「かけるだけで完成するソース」です。パスタにかけるだけでなく、冷凍うどんにかければ「明太釜玉うどん」や「カレーうどん」になりますし、温野菜にかければおしゃれな副菜になります。
これらの調味料を活用することで、調理工程は「切る(ハサミ)→加熱する(レンジ)→かける(タレ)」の3ステップに単純化されます。
これなら、帰宅後、着替えもせずにキッチンに立ち、10分後には「いただきます」と言うことが現実に可能です。
料理研究家のような繊細な味付けは目指さず、大手メーカーが開発した「間違いなく美味しい味」に頼り切りましょう。
焼肉のたれとステーキのタレにはすっごくお世話になっています。
週末は外食でハレとケを分ける

ここまで「いかに平日の食事作りを省力化するか」について語ってきましたが、最後に最も重要な「心の持ちよう」についてお話しします。
それは、食事における「ハレ(非日常)」と「ケ(日常)」の明確な分離です。
私たち日本人の食卓には、「一汁三菜」という感覚が根強く残っています。
「ご飯、味噌汁、主菜、副菜、漬物」が並ぶ食卓こそが「ちゃんとした食事」であり、母の愛情であるという感覚です。
しかし、このモデルは専業主婦が家事の主担い手であった時代のものであり、共働きが標準となった現代において、これを毎日維持するのは構造的に無理があります。
私は、平日の食事は徹底して「ケ(日常)」と割り切っています。
「ケ」の食事の目的は、空腹を満たし、明日のエネルギーを補給すること。
そこに彩りや感動は必要ありません。
ご飯と、ハサミで切った肉入りの味噌汁、納豆があれば、栄養学的にも十分合格点です。
子供が「またこれー?」と言っても、「これが我が家の平日スタイル」としてしまえば自然に定着していきます。
罪悪感を消す週末のルール
その代わり、週末や休日は「ハレ」の日として設定します。
少し手の込んだ料理を作ってもいいですし、外食やデリバリー、ミールキットでプロの味を楽しむのもおすすめです。
平日に頑張らなかった分の体力と予算を、週末の「楽しい食事」に振り向けると、料理って楽しいと感じてきます。
「平日は地味だけど、週末は美味しいものが食べられる」というメリハリは、子供にとっても楽しみになります。
そして何より、母親である私たちが「平日はこれでいいんだ」と自分を許してあげることが重要です。
毎日の食事作りを「愛の試練」から単なる「ルーティンワーク」に落とし込むことで、長く続く持続可能な生活が手に入ります。
ワーママがご飯をいつ作るかの最終結論
長くなりましたが、結論を申し上げます。
「ワーママだけどご飯はいつ作る?」という問いに対する私の答えは、「事前の準備など一切せず、帰宅後の10分で、文明の利器を使って乗り切る」です。
作り置きのタッパーの山も、早起きの努力も、今のあなたを苦しめるなら手放してしまいましょう。
その代わりに、切れ味の良いキッチンバサミを1本買い、冷蔵庫に焼肉のタレと冷凍うどんなど、帰ってきて10分でご飯が作れるものを常備してください。
料理が苦手でも、ズボラでも、三日坊主でも、家族にご飯を用意しようとしている時点で、あなたは十分に素晴らしいお母さん(お父さん)です。
今日からは、まな板も包丁も出さず、パックのまま切ったお肉をレンジに放り込んで、空いた時間でのんびりしましょう。

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