南向き玄関の色は風水でどう選ぶ?おすすめカラーと配色のコツ

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南向き玄関の風水を調べていると、「グリーンがいい」「赤がいい」「赤は強すぎる」など、いろいろな話が出てきます。

そうなると、最初は玄関の色をちょっと変えてみようかな、くらいの気持ちだったのに、だんだん「結局、何色にすればいいの?」となってきますよね。

南向き玄関なら、まず取り入れやすいのは淡いグリーン・アイボリー・明るいベージュです。

そこに、南らしい赤やオレンジを小さく足してみる。

今ある玄関に好きな色を少し足すだけでも、風水の楽しみは広がります。

そして調べていくと、南と色の関係にはちょっと面白い背景がありました。

東アジアの伝統的な考え方では、南は「火」、色では「赤」と結びついてきました。

そんな昔からのつながりを知ると、赤い花や小物も、ただの差し色ではなく少し特別な「南らしい色」に見えてきます。

風水の意味を楽しみながら、今の玄関ならどのくらい赤を取り入れると心地よいか、考えてみるのも楽しいですね。

そんなふうに見ると、南玄関の色選びはもう少し自由で、ちょっと楽しくなります。

この記事でわかること

  • 南玄関の風水で取り入れやすい色
  • 南と赤・グリーンが結びつく理由
  • 赤・黒・濃紺など気になる色の考え方
  • 今あるドアや床の色を活かした配色の決め方
  • 南向き玄関に風水カラーを無理なく取り入れる方法

※「南玄関」と「南向き玄関」は厳密には意味が異なる場合があります。本記事では、南側・南向きの玄関で色を楽しみたい方向けにまとめています。

南向き玄関の色は風水でどう選ぶ?おすすめ配色の基本

南玄関の風水で色を選ぶなら、広いところはやさしい色、南らしい色は小さくと考えると選びやすいです。

壁や大きな収納には淡いグリーン、アイボリー、明るいベージュ。

そこへ赤やオレンジを、花や小物で少しだけ。

南らしい色を取り入れつつ、今ある玄関になじませると無理なく楽しめます。

南玄関に淡いグリーンやアイボリーを取り入れた明るい玄関

色 風水での見方 使いやすい場所
淡いグリーン 五行では「木」と結びつけられ、木から火へつながる関係を楽しめる 小物・植物・収納の一部など
アイボリー・ベージュ 南の象徴色ではないものの、暖色やグリーンを受け止めやすい 壁・収納など広い面積
赤(オレンジなど暖色を合わせても) 赤は南・火と結びついてきた色。南らしい明るさを楽しみやすい 花・トレイ・小さな雑貨など
黒(濃紺など暗い色を含めて考える場合も) 五行では「水」と結びつけられ、火との関係から控えめに考える見方がある 今ある色を活かし、明るい色と組み合わせる

南は昔から「火」と赤に結びついてきた

「南の風水カラー」と聞くと、グリーンやベージュを思い浮かべる方もいると思います。

でも、昔から南と結びついてきた代表的な色は赤です。

東アジアでは、方位や季節、色などを「木・火・土・金・水」の五行と重ねて考えてきました。

その中で南は「火」。

そして火に対応する色として赤が置かれています。

さらに方位を表す四神では、南を守るのが朱雀です。

京都国立博物館には、中国・後漢時代の「千秋萬歳磚」という正方形の磚が残っています。

そこには東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武が、それぞれの方角に配置されています。

何となく「南は明るいから赤なのかな」と思っていましたが、調べてみると、東アジアには方位や色を五行と結びつけて考える伝統がありました。

そこがちょっと面白いところです。

そういう話を知ってから赤い花を見ると、ただの差し色だった赤が、少しだけ「南らしい色」に見えてきませんか。

参考:The Metropolitan Museum of Art「Rhythm of the Five Color Luster 1302」/京都国立博物館「千秋萬歳磚」

淡いグリーンは、南とつながりを作りやすい色

では、どうして南玄関にグリーンがよく出てくるのでしょう。

グリーンは、五行では「木」と結びつけて考える色です。

五行には、木が火を生むという「木生火(もくしょうか)」の関係があります。

木をくべると火が燃える。

そう考えると、ずいぶんわかりやすいですよね。

そのためグリーンは、南の火を「消すための色」というより、木から火へ自然につながっていく色として楽しむと、五行の流れにもなじみます。

若葉のような淡いグリーンなら、明るい南向き玄関にも合わせやすく、やわらかな雰囲気になります。

まずは小さな鉢植えや収納小物などから取り入れて、玄関の印象がどう変わるか見てみるのも楽しそうです。

「この色、うちの玄関に合うな」と感じたら、そこから少しずつグリーンを足していくと、無理なく色のバランスを整えられます。

五行の相生では「木→火→土→金→水」とつながる考え方があります。参考:PubMed Central掲載資料「Traditional Chinese Medicine and Clinical Pharmacology」

アイボリーやベージュは「南の色」ではないけれど使いやすい

アイボリーやベージュは、南の風水でよく使われる色というより、ほかの色をやさしく受け止めてくれる合わせやすい色です。

そのため、赤やオレンジ、グリーンとけんかしにくいベースカラーとして使いやすい色とも言えます。

たとえば壁がアイボリーなら、その前にグリーンの葉があっても、赤い花が一輪あっても自然に見えます。

木目の靴箱とも合わせやすいですよね。

それぞれの色が持つ風水の意味を楽しみながら、全体がきれいに見える組み合わせを考えるのも素敵です。

意味のある色を主役にして、ほかの色でやさしく引き立てるというふうに考えると、玄関の配色も楽しみやすくなります。

そう考えると、南らしい色を大切にしながら、今ある玄関の色とも無理なく組み合わせて楽しめます。

南=赤なのに「赤は避ける」と言われるのはなぜ?

南玄関の色を調べていて、いちばん「どっちなの?」と思いやすいのが赤です。

南は火で、赤と結びつく。

ところが今度は「南は火の気が強いから、赤は避けたほうがいい」という話も出てきます。

ちょっと矛盾して見えますよね。

ここは、「南を象徴する色」と「実際の玄関にどのくらい使うか」は別の話と考えるとわかりやすいです。

赤が南と結びつく色であることと、壁や大きな収納まで真っ赤にすると心地よいかどうかは同じではありません。

赤は、ほんの少しでもかなり目に入る色です。

特に自然光が入りやすい玄関なら、小さな赤い花やトレイが一つあるだけでも存在感があります。

南玄関に赤い花を小さく取り入れて風水カラーを楽しむ様子

赤は、取り入れる面積で表情が変わる色

南と昔から結びついてきた赤は、花や小物で少し取り入れるだけでも、玄関に「南らしさ」を感じさせてくれます。

鮮やかな赤よりもう少しやわらかな雰囲気が好みなら、オレンジを選ぶのも素敵です。

赤い花を一輪飾ったり、オレンジの小物を添えたり。

南と色のつながりを知っていると、いつもの玄関の色選びにも、ちょっとした風水の楽しみが加わります。

黒や濃紺があると、南玄関にはよくない?

もう一つ気になるのが、黒や濃紺です。

五行では、黒は「水」と結びつく色です。

そして水と火には、水が火を抑えるという関係があります。

そのため、南の火を意識する風水では、黒や濃いブルーはほかの色とのバランスを見ながら取り入れる、という見方もあります。

黒い玄関ドアなら、その黒を土台にして、明るいベージュやグリーンを合わせる楽しみ方もあります。

玄関ドアや床は、雑貨のように気軽に買い替えるものではありません。

黒いドアなら黒いドアのまま。

そこへ明るいベージュやグリーンを少し足してみる。

黒い玄関ドアに淡いグリーンを合わせた南玄関のインテリア

今ある色も玄関の個性として活かしながら、次に選ぶもののヒントにすると、風水の色合わせをもっと楽しめそうです。

南向き玄関の色を風水で選ぶときは「変えられない色」から

おすすめカラーを知ったあと、実際の玄関へ行ってみると、もう一つ気になることが出てきます。

「うちのドアは黒」

「床は濃いブラウン」

「備え付けの靴箱はグレー」

そうなんです。

玄関は、好きな色だけを一から並べられる場所ではありません。

だからこそ、最初に見るのは「何色を買おう?」ではなく、すでにそこにある大きな色です。

ドア・床・靴箱は今の色を活かして風水を楽しむ

まず玄関に立って、簡単には変えられないものを三つ見てみてください。

玄関ドア。

床。

そして、大きな靴箱や収納。

その中でいちばん目に入る色が、今の玄関のベースです。

白なら白。

木目なら木目。

グレーならグレー。

まずは、それでいいんです。

そのうえで、これから買う小物や植物を一つだけ選ぶなら、何色を足すと気持ちよく見えるかを考えてみます。

今ある靴箱を活かしながら、これから選ぶ小物や植物で南らしい色を楽しめます。

風水をきっかけに買い物をするなら、必要だった買い替えを少し楽しくするといいですよね。

今の玄関に1色だけ足すなら

「じゃあ、うちには何色を足せばいい?」と思ったら、こんなふうに考えると選びやすいです。

今の玄関 そのまま活かすもの 1色足すなら
白・アイボリー中心 壁や収納の明るさ 淡いグリーン。南らしさを足すなら赤やオレンジを少し
木目・ブラウン中心 ドアや床の自然な色 グリーン。少し明るくしたいならオレンジも
黒・グレー中心 ドアや床など替えにくい部分 アイボリー・明るいベージュ・淡いグリーン
赤や暖色が多い 気に入っている暖色 アイボリーや淡いグリーンで少し余白をつくる

「1色だけなら、どれを足そう?」と考えるための目安です。

たとえば白い玄関にグリーンが一つ加わるだけでも、かなり印象は変わります。

木目の玄関なら、今ある茶色を活かしながら、葉の緑を加えると自然な組み合わせになります。

逆に、赤やオレンジがあるなら、すでにある暖色を主役にするのも素敵です。

次はアイボリーやグリーン。

そんなふうに、今あるものを見ながら考えてみましょう。

南向きなのに玄関が暗い場合は?

「南向き玄関なら明るい」と思いがちですが、実際の家の構造は複雑です。

庇が深かったり、隣の建物が近かったり、マンションで玄関に窓がなかったり。

南側にあっても、思ったより暗い玄関はあります。

そんな場合は、「南は陽の気が強いから落ち着いた色にしよう」と方角だけで決めず、実際の玄関の明るさに合わせて考えてみましょう。

実際に暗く感じるなら、アイボリーや明るいベージュなど、光を感じやすい色を選んでみるのもいいですね。

風水の方角とあわせて、目の前の玄関がどう見えるかも大切にしてみてください。

昼間に玄関へ立ってみると、「思っていたより暗いな」「この壁、意外と黄色っぽいな」と気づくことがあります。

ネットで色を決める前に、一度自分の玄関を見る。

地味ですが、これがいちばん今の玄関に合う色を見つけやすい方法かもしれません。

南向き玄関の色を風水で楽しむインテリアの取り入れ方

使いたい色が決まったら、次はどこに入れるかです。

ここでも、大きなものは今のまま、小さなものから色を足していくと気軽に楽しめます。

これなら「思っていたのと違った」となっても戻しやすいですし、季節で変える楽しみもあります。

壁や収納は「今ある色」を土台にする

壁、床、大きな靴箱は、玄関の中でもかなり目立つ部分です。

白やアイボリー、木目、明るいベージュなら、そのまま土台として使いやすいでしょう。

グリーンが気になるなら、小さな収納ケースや花瓶から。

赤やオレンジなら、もっと小さくても十分です。

鍵を置くトレイや、花の色だけでもいい。

大きな場所ほど「風水では何色?」だけで決めず、汚れの目立ちにくさや掃除のしやすさ、家族の好みも残しておきたいところです。

毎日通る場所だからこそ、自分や家族が心地よいと感じる色も大切にしたいですね。

玄関マットは、玄関全体の色が決まってから

玄関マットを敷くなら、南玄関ではグリーンやベージュなどを合わせやすいです。

でも、玄関マットは色だけで決めるものでもありません。

洗いやすさや素材、床との相性もありますし、そもそも「マットを敷かないほうが掃除が楽」という人もいます。

なので、ここでは南玄関に合う色だけ覚えておけば十分です。

玄関マットそのものを選びたい方へ

色・素材・方角まで詳しく比べたい方は、玄関マットは何色がいい?風水と実用で選ぶおすすめカラーでまとめています。

「できればマットを敷きたくない」という方は、玄関マットはいらない?必要性と風水の意味・代わりの整え方をどうぞ。

玄関マットを買うために色を決めるのではなく、玄関全体を見てから最後にマットを合わせる。

その順番のほうが、買ってから「ここだけ浮いた」ということも減らせそうです。

グリーンは植物で足すと、かなり自然

グリーンを取り入れたいとき、いちばん想像しやすいのは植物かもしれません。

白い壁の前に葉が一枚あるだけでも、自然に緑が入ります。

壁紙をグリーンにするより、ずっと気軽ですよね。

季節の花なら、赤やオレンジも一緒に楽しめます。

南向き玄関にグリーンの植物と赤やオレンジの花を飾る様子

たとえば緑の葉に赤い花。

風水のことを知らなくてもきれいな組み合わせですが、南と赤、木とグリーンの話を知ったあとだと、少し違って見えてきます。

ただし、植物は元気に育てられることも大事です。

「風水でここがいい」と置いた場所で、葉がどんどん元気をなくしてしまったら少し悲しいですよね。

日当たりや置き場所まで含めて選びたい方は、観葉植物の置き場所と風水の考え方を参考にしてみてください。

玄関に生花を飾りたいなら、玄関の風水に最適な花の種類と飾り方のコツで詳しくまとめています。

香りのあるグリーンが好きなら、玄関とローズマリーの風水もあります。

鏡があるなら、色とは別に位置を考える

玄関の鏡は、色より「右・左・正面のどこにあるか」が気になりやすいテーマです。

鏡まで整えたくなった方は、玄関の右側に鏡があるとNG?入って右・左の風水の意味と正面鏡で詳しくまとめています。

南向き玄関の色と風水でよくある質問

ここまで色を見てくると、「うちはこれでいいのかな」と、細かいところも気になってきます。

最後に、南玄関の色選びで迷いやすいところだけまとめます。

南玄関に赤を使うのはよくないですか?

赤は南とのつながりを楽しめる色の一つです。

伝統的な五行の色対応では、赤は南・火と結びつく色です。

ただ、鮮やかな赤は面積が大きいとかなり強く見えます。

赤が好きなら、花や小物など小さなところから取り入れると楽しみやすいです。

玄関ドアが黒やグレーでも大丈夫ですか?

今のドアの色を活かしながら、風水カラーを足して楽しめます。

黒やグレーが気になるなら、アイボリー、明るいベージュ、淡いグリーンなどを小さく足してみてください。

そこへ明るい色を一つ足す、と考えると簡単です。

南玄関と南向き玄関は同じですか?

必ずしも完全に同じ意味ではありません。

家の南側に玄関があることを「南玄関」と呼ぶ場合もあれば、玄関ドアが南を向いていることを「南向き玄関」と呼ぶ場合もあります。

また、風水では考え方によって方位の取り方に違いがあります。

この記事では厳密な鑑定ではなく、南側・南向きの玄関で色を楽しみたい方が使いやすい考え方として紹介しています。

賃貸で壁や玄関ドアの色を変えられない場合は?

小物だけでも、十分に風水の色を楽しめます。

花瓶、鍵を置くトレイ、小さな花や植物。

今の玄関に1色足すだけなら、元に戻すのも簡単です。

「グリーンを一つ置いてみようかな」というところから始めると、気軽に風水を楽しめます。

南向き玄関なら、必ずグリーンにしたほうがいいですか?

グリーンは選択肢の一つ。赤やオレンジ、今ある白や木目と組み合わせても楽しめます。

グリーンは五行の「木」と南の「火」のつながりを楽しめる色ですが、家の玄関にはもともとの色があります。

白や木目が気に入っているなら、その色を活かしながら楽しめます。

意味に玄関を合わせるのではなく、今の玄関に好きな意味を少し重ねるくらいで楽しめます。

まとめ|南向き玄関の色を風水で楽しむために

玄関の色は、見た目だけで選んでももちろん楽しいものです。

でも、南は火と赤、グリーンは木。

そんな昔からの色のつながりを知ると、「次はこの色を一つ足してみようかな」と選び方が少し広がります。

南玄関の風水を調べ始めたはずが、気づけば玄関に立って「今ある色もけっこういいな」と見直している。

そんな変化があれば、それも風水を楽しむ面白さの一つだと思います。

今ある玄関を活かしながら、一つずつ色を足していけます。

白い玄関ならグリーンを一つ。

木目の玄関なら、その自然な色をそのまま活かす。

南らしさを楽しみたければ、赤やオレンジの花を少し。

次に玄関用の何かを買うとき、「そういえば南にはこんな色の話があったな」と思い出すくらいで十分です。

見た瞬間に「この色、うちの玄関に合いそう」と思えるものが見つかったら、その気持ちも大切にして選んでみてくださいね。

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