玄関を入って右側に鏡があると、「風水ではよくない場所なのかな」と気になることがありますよね。
すでに取り付けてある場合は、外した方がよいのか不安になる方もいると思います。
わが家の玄関にも、家へ入って右側に、靴箱と一体になった鏡があります。
風水を意識して選んだわけではありませんが、靴を履いた状態で外出前の服装を確認しやすく、普段から便利に使っています。
財布を買うときに吉日を調べたことをきっかけに、風水も暮らしの中で気軽に楽しむようになりました。
そうして風水の考え方に触れるうちに、玄関を入って右側の鏡は、仕事や健康、行動力などと結び付けて紹介されることがあると知り、あとから「なるほど」と思いました。
一方、左側の鏡は、金運や人間関係などと結び付けて紹介されることがあります。
風水では右側と左側のどちらにも異なる意味があるため、右側に鏡があるからといって、よくない配置だと決めつける必要はありません。
この記事では、玄関ドアを開けて家の中へ入ったときの右手側・左手側を基準に、右側と左側の鏡について整理します。
正面や玄関ドアに鏡がある場合、合わせ鏡になっている場合の考え方に加え、動線、安全性、映り込み、賃貸での設置方法も確認していきます。
この記事でわかること
- 玄関の右側に鏡があっても直ちにNGではない理由
- 玄関の右側・左側をどこから見るのか
- 右側と左側に鏡を置く風水上の考え方
- 今ある鏡を生かしながら使いやすく整える方法
玄関の右側に鏡があるとNG?
玄関を入って右側に鏡があっても、それだけで風水的によくない配置とは限りません。
「玄関の右側に鏡があるとNG」という検索結果を見かけると、今の鏡をすぐに移した方がよいように感じるかもしれません。
しかし、風水では右側の鏡を仕事や健康、行動力などと結び付けて紹介する考え方もあります。
まずは「右側だから悪い」と決めつけず、どこから見た右側なのか、鏡がどのように使われているのかを順番に確認してみましょう。
右側にあるだけで直ちにNGとは限らない
玄関の右側に鏡があると気になるのは、
「良い気を跳ね返しているのでは」
「置く側を間違えたのでは」と心配になるからではないでしょうか。
けれども、風水で玄関の鏡について調べると、右側と左側のどちらか一方だけを悪いとするのではなく、それぞれに異なる意味を持たせている例が多く見られます。
たとえば、右側は仕事や健康、行動力を意識したいときの配置、左側は金運や人間関係、恋愛を意識したいときの配置として紹介されています。
そのため、すでに右側に鏡があるなら、「よくない位置に付けてしまった」と慌てる必要はありません。
外出前に服装を確認しやすく、家族の通行を邪魔せず、安全に使えているなら、今の位置を生かせます。
右側・左側それぞれの意味を知ることで、仕事や健康、お金、人間関係など、今の自分が大切にしたいことへ気持ちを向けるきっかけにもなります。
すでに右側に鏡がある場合
鏡を外すことから考えるのではなく、使いやすさ、映り込み、安全な固定ができているかを先に見てみましょう。
玄関の右側・左側はどこから見る?
玄関の右側と左側について調べていると、「玄関から見て右」「室内から見て右」など、違う表現が出てきて分かりにくいことがあります。
この記事では、玄関ドアを開けて家の中へ入ったときに見える右手側を「右側」、左手側を「左側」として説明します。
- 家の中へ入ったとき、右手にある壁が玄関の右側
- 家の中へ入ったとき、左手にある壁が玄関の左側
室内に立って玄関ドアの方を向くと、左右は反対になります。
「玄関に向かって右側」と書かれている場合は、家へ入るときの右側とは逆になるため注意が必要です。
また、流派や情報源によっては、右側と左側に結び付ける意味が異なる場合もあります。
左右の説明を読むときは、どこに立ってどちらを向いているのかも一緒に確かめてみてください。
この記事内の左右の基準
以降はすべて、玄関の外から家の中へ入ったときの右手・左手を基準にしています。
玄関を入って右・左の鏡はどう考える?
玄関の鏡は、右側と左側で異なる意味を持つと紹介されることがあります。
ただし、どちらかがすべての家庭に共通する正解というわけではありません。
今の自分が意識したいことに加え、玄関の間取りや使いやすさも見ながら選ぶことが大切です。
| 鏡の位置 | 風水で紹介されることがある意味 | 実際に確認したいこと |
|---|---|---|
| 入って右側 | 仕事、健康、行動力など | ドアや靴箱にぶつからず、外出前に見やすいか |
| 入って左側 | 金運、人間関係、恋愛など | 通路を狭くせず、照明がまぶしく反射しないか |
表にある意味は、風水で紹介される一つの見方です。
鏡を置いた場所だけで結果が決まるというより、玄関を整えたり、外出前に気持ちを切り替えたりするきっかけとして取り入れると、無理なく続けやすくなります。
玄関を入って右側に鏡を置く考え方
玄関を入って右側の鏡は、風水では仕事、健康、行動力などと結び付けて紹介されることがあります。
これから仕事で新しいことに挑戦したいときや、毎日を元気に動きたいときに、右側の鏡を前向きな気持ちへ切り替える場所として使うのも一つの取り入れ方です。
例えば、出かける前に右側の鏡で服装や表情を確認し、「今日も自分なりにやってみよう」と気持ちを整えるのも一つの方法です。

風水をこのような小さな習慣と結び付けると、暮らしの中で取り入れやすくなります。
すでに右側に備え付けの鏡がある場合も、今の場所が使いやすいなら、そのまま活用できます。
右側だからといって、反対側へ移すための工事をしたり、鏡を買い替えたりする必要はありません。
一方で、右側に置くと玄関ドアや靴箱の扉が当たる、鏡を見るために狭い場所へ入り込まなければならない、荷物を持って通ると肩がぶつかるといった場合は、位置を少しずらした方が使いやすくなります。
右側という意味を優先して不便な場所へ置くよりも、毎日自然に使える方が、玄関を気持ちよく整えやすいでしょう。
玄関を入って左側に鏡を置く考え方
玄関を入って左側の鏡は、金運、人間関係、恋愛などと結び付けて紹介されることがあります。
家計を見直したいときや、人とのつながりを大切にしたいときに、左側の鏡を置く考え方が気になる方もいるでしょう。
左側の意味を知ったことをきっかけに、玄関に置いたままの郵便物を片付ける、出しっぱなしの靴を戻す、鏡の曇りや指紋を拭くといった行動につなげることもできます。
ただし、左側が右側より優れているわけではありません。
左側の通路が狭い、壁に取り付けにくい、靴箱の開閉を妨げるという間取りなら、無理に左側へ置かなくても大丈夫です。
すでに左側に鏡があり、使いやすく安全に設置できているなら、今の場所を生かせます。
鏡を見るたびに玄関を少し整えようと思えるなら、それも風水を暮らしに取り入れる方法の一つです。
右と左のどちらに置くか迷ったときの決め方
右側の仕事や健康も気になるし、左側の金運や人間関係も気になる。
両方の意味を知るほど、かえって選びにくくなることがありますよね。
迷ったときは、最初に「玄関で鏡を何のために使うか」を考えてみてください。
- 靴を履いた状態で全身を確認したい
- 顔や髪形だけを短時間で確認したい
- 玄関を明るく広く見せたい
- 家族全員が通りやすい場所に置きたい
全身を確認したい場合は、鏡の前から少し離れて立てる場所が必要です。
顔や髪形だけなら、靴箱の上や壁の空いている部分でも使えます。
次に、左右それぞれへ鏡を置いた場面を想像し、ドアや収納扉に当たらないか、照明が目に直接反射しないか、鏡の前に立った人が通路をふさがないかを確認します。
左右のどちらにも無理なく置けるなら、今の自分が意識したい風水の意味で選んでみてもよいでしょう。

一方だけが明らかに使いやすい場合は、暮らしに合う方を選ぶことで、鏡を長く気持ちよく使えます。
迷ったときの優先順位
- 安全に固定できるか
- 玄関の通行や収納を邪魔しないか
- 必要な範囲を確認できるか
- 鏡に何が映るか
- 最後に右側・左側の意味を参考にする
すでに玄関に鏡がある場合の考え方
備え付けの鏡や、壁へしっかり固定された鏡は、簡単には動かせません。
風水上の位置が気になったとしても、すぐに外したり工事をしたりする必要はありません。
今ある鏡を生かしながら、映る景色や周囲の状態を整えるだけでも、玄関の印象は変わります。
右側・左側の鏡は慌てて外さなくてよい
すでに玄関を入って右側や左側に鏡があるなら、まずはその場所で困っていることがあるかを考えてみましょう。
右側にある場合は、仕事や健康、行動力と結び付ける考え方があります。
左側にある場合は、金運や人間関係、恋愛と結び付ける考え方があります。
今ある位置が、自分の気持ちやこれから意識したいことと重なるなら、玄関を整えるきっかけとして受け止めてみてもよいでしょう。
反対側の意味の方が気になっても、「うちの鏡は逆だった」と落ち込む必要はありません。
鏡の周りを明るくする、出したままの物を減らす、靴をそろえるといった小さな見直しでも、玄関に立ったときの気分は変わります。
位置を変えられない場合は、変えられる部分に目を向けてみてください。
玄関正面に鏡がある場合
玄関ドアを開けた真正面に鏡がある配置は、風水では、玄関から入ってくる気を反射すると考えて避けることがあります。
ただし、正面に備え付けの下駄箱があり、その扉が鏡になっている住宅もあります。
簡単に外せない鏡まで、無理に取り除く必要はありません。
まずは実際に玄関へ入ったとき、鏡がどのように見えるかを確認してみましょう。
- ドアを開けた瞬間に自分の姿が大きく映り、驚くことがある
- 玄関の外や共用廊下が鏡に映り込む
- 出したままの靴や荷物が目立って見える
- 照明や日差しが反射してまぶしい
このような点が気になる場合は、鏡の正面に物を増やす前に、靴や荷物を移動したり、照明の向きを調整したりしてみてください。
通路に十分な余裕があるなら、背の低い植物や小さな飾りを鏡とドアの間から少し外した位置へ置き、正面からの見え方をやわらげる方法もあります。
ただし、植物や家具が玄関の通行を妨げるなら、置かない方が使いやすくなります。
風水対策のために玄関が狭くなったり、つまずきやすくなったりしては落ち着きません。
玄関に植物を置く場合の選び方や手入れについては、玄関に飾る花や鉢植えの風水!手入れがラクな開運植物でも紹介しています。
玄関ドアの内側に鏡を付ける場合
玄関ドアの内側は、壁に鏡を置く場所がない住宅でも使いやすい位置です。
靴を履いた状態で姿を確認しやすく、省スペースで設置できるメリットがあります。
風水では、玄関ドアの内側へ鏡を付けることを気にする見方もありますが、考え方は分かれています。
一方で、ドアを開け閉めする場所なので、風水以前に取り付け方法をよく確認したいところです。
- 鏡の重さに取り付け金具や粘着材が耐えられるか
- ドアの材質に合う設置方法か
- 開閉の振動で鏡がずれたり外れたりしないか
- ドアクローザーや鍵の操作を妨げないか
- 鏡の厚みでドアや壁に当たらないか
マグネットが使えるドアもありますが、すべての玄関ドアに磁石が付くわけではありません。
また、防火設備や賃貸住宅のルールにより、貼り付けや加工を避けた方がよい場合もあります。
商品説明や玄関ドアの取扱説明書を確認し、不安がある場合は管理会社や施工会社へ相談すると安心です。
左右の鏡が合わせ鏡になっている場合
玄関の左右に鏡があり、鏡同士が正面から向かい合っている状態は「合わせ鏡」と呼ばれます。
風水では、鏡の間で気が何度も反射すると考え、合わせ鏡を避ける見方があります。
ただし、合わせ鏡になっているからといって、家族に悪いことが起きると決めつける必要はありません。
実用面では、鏡の中に同じ空間が繰り返し映り、玄関が落ち着かなく感じられることがあります。
私も以前、デパートにあった合わせ鏡を見たとき、自分の姿が奥へ無限に続いているように見え、少し怖く感じたことがあります。

合わせ鏡が気になる理由は、風水上の意味だけでなく、このような見え方による落ち着かなさにもあるのかもしれません。
夜間に自分の姿が何重にも映って驚いたり、照明が反射してまぶしくなったりする場合もあります。
気になるときは、次のような方法を試せます。
- 可動式なら片方の鏡の角度を少し変える
- 普段あまり使わない方へ布やカバーを掛ける
- 移動できる小さな鏡なら、正面同士が向き合わない位置へ移す
- 収納扉の鏡なら、使わないときは扉を閉じておく
鏡の前に大きな家具や鉢植えを置くと、玄関の動線を狭くすることがあります。
合わせ鏡を避けるために、別の危険を増やさないようにしましょう。
玄関の鏡は安全性と使いやすさも確認する
風水上の右側・左側が決まっても、その場所が毎日の暮らしに合っているとは限りません。
玄関は、家族が出入りし、荷物を持って通り、靴や傘を扱う場所です。
鏡を選ぶときは、見た目や風水の意味だけでなく、通りやすさや固定方法も一緒に見ておきましょう。
身だしなみ・動線・映り込みを確認する
玄関に鏡があると、外出前に髪形や服装を確認できます。
姿見なら、靴を履いた状態で全身のバランスを見られるため、室内の鏡とは違う便利さがあります。
ただし、鏡の前に立つと玄関を通れなくなる位置や、ドアを開けると鏡にぶつかる位置は使いにくくなります。
設置前には、鏡を置く予定の壁に段ボールや紙を当てて、大きさと位置を確認する方法もあります。
家族に玄関を通ってもらい、肩や荷物が当たらないかを見ると、設置後を想像しやすくなります。
鏡に何が映るかも大切です。
出したままの靴、傘、段ボールなどが大きく映ると、実際の数以上に物が多く見え、玄関が雑然と感じられることがあります。
鏡に映る靴の多さが気になったときは、履かなくなった靴や傷んだ靴を見直してみてもよいでしょう。
古い靴を手放すときの考え方は、古い靴を捨てると運気は整う?の記事でもまとめています。
反対に、明るい壁や照明が映る位置なら、光が広がって玄関が明るく感じられます。
奥行きのある場所が映ると、狭い玄関が少し広く見えることもあります。
鏡の大きさと形は使い方に合わせて選ぶ
玄関の鏡は「何センチ以上でなければいけない」と決めるより、何を映したいかで大きさを選ぶ方が使いやすくなります。
| 主な用途 | 向いている鏡 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 顔や髪形の確認 | 上半身が映る壁掛け鏡 | 目線の高さに合っているか |
| 服装の確認 | 腰や膝付近まで映る縦長鏡 | 少し離れて立てるか |
| 靴を含めた全身の確認 | 姿見・全身鏡 | 玄関のたたきから全身が映るか |
| 玄関を明るく見せたい | 壁面に合う中型から大型の鏡 | 照明が直接目へ反射しないか |
小さな鏡でも、顔や髪形を確認する用途なら十分に使えます。
全身を見たいのに小さな鏡を高い位置へ付けると、毎回かがんだり後ろへ下がったりすることになるため、用途との違いが出てきます。
形も、八角形でなければいけないわけではありません。
八角形は八方位を連想させる縁起のよい形として風水で好まれることがありますが、丸形、楕円形、長方形にもそれぞれ使いやすさがあります。
- 丸形・楕円形:角が目立ちにくく、玄関をやわらかい印象にしやすい
- 縦長の長方形:全身を確認しやすく、姿見として使いやすい
- 横長の鏡:壁面を広く見せやすいが、全身確認には向きにくい
- 八角形:風水の雰囲気を取り入れたい方が選びやすい
形による意味も楽しみながら、玄関の壁や収納、必要な映り方に合うものを選びましょう。
壁掛け鏡の落下と床置き鏡の転倒を防ぐ
壁掛け鏡は床を使わず、玄関をすっきり見せやすい方法です。
一方で、鏡の重さに合う金具で固定する必要があります。
壁が石膏ボード、木材、コンクリートのどれなのかによって、使える金具は異なります。
石膏ボード用と書かれた金具でも、鏡の重さや壁の状態によって取り付けられない場合があります。
取り付けた後は、鏡を軽く触ったときにぐらつかないか、金具が浮いていないかを確認します。

玄関ドアを閉めたときの振動が伝わる壁では、しばらく使った後にも状態を見ておくと安心です。
床置きや立てかけ式の姿見は、壁に穴を開けずに使えます。
ただし、壁へ立てかけただけの鏡は、掃除中や荷物を動かすときにずれることがあります。
転倒防止用のベルトや金具が付属しているか、脚が安定しているかを確認しましょう。
鏡や家具の固定については、東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」も参考になります。
子どもやペットがいる家庭で確認したいこと
子どもやペットが鏡へ手をついたり、走っているときに触れたりすることがあるなら、普段の動きを思い浮かべながら、安心して使える場所を選びましょう。
床置きの鏡は、少し押しただけでぐらつかないかを確認します。
壁掛け鏡の場合も、低い位置に鋭い角や外れやすい飾りがないかを見てみてください。
鏡の近くに収納箱や椅子があると、子どもが乗って鏡へ触れやすくなることがあります。
玄関に置く物を増やしすぎず、歩く場所を確保しておくと使いやすくなります。
ペットが玄関で待つことが多い家庭では、鏡に映った姿へ反応しないかも様子を見てみましょう。
気になるようなら、鏡の高さや角度を少し変える方法があります。
賃貸住宅で無理なく設置する方法
賃貸住宅では、壁へ大きな穴を開けずに姿見を置きたい方も多いと思います。
選択肢には、突っ張り式、細いピンやホッチキスを使う壁掛け金具、立てかけ式などがあります。
それぞれに使いやすさと注意点があります。
| 設置方法 | 特徴 | 注意点 | 向いている玄関 |
|---|---|---|---|
| 突っ張り式 | 壁に大きな穴を開けず、床面を広く使いやすい | 天井と床の強度、高さ、定期的な緩みの確認が必要 | 通路が狭く、床へ脚を広げたくない玄関 |
| 細いピン・ホッチキス式金具 | 壁へ密着させやすく、見た目がすっきりする | 壁の材質、耐荷重、賃貸借契約の確認が必要 | 石膏ボードで、壁掛けが認められている住宅 |
| 立てかけ式 | 取り付け工事が少なく、移動しやすい | 転倒防止と脚周りのスペースが必要 | 広さがあり、配置を変えることがある玄関 |
| 収納扉の内側 | 使わないときは鏡を隠せる | 扉の強度や金具への負担を確認する | 鏡を常に見せたくない玄関 |
細いピンやホッチキス式の金具は「穴が目立ちにくい」と紹介されることがありますが、すべての賃貸住宅で自由に使えるわけではありません。
契約内容や壁の材質によって扱いが異なるため、取り付け前に賃貸借契約書を確認しましょう。
原状回復の基本的な考え方は、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも確認できます。
契約書を見ても判断しにくい場合は、管理会社や大家さんへ相談してから取り付けると安心です。
鏡を清潔に保ちやすい場所を選ぶ
玄関の鏡には、ほこり、指紋、靴を履くときに触れた手の跡などが付きやすくなります。
風水では鏡をきれいに保つことがよいと紹介されますが、毎日特別なお手入れをしなければならないわけではありません。
汚れに気付いたとき、無理なく拭ける状態にしておく方が続けやすくなります。
普段は、やわらかい乾いた布や鏡用のクロスで、ほこりや指紋を軽く拭き取ります。
落ちにくい汚れは、鏡やフレームの取扱説明に合う方法でお手入れしてください。
鏡のすぐ近くにクロスを置ける場所があると、出かける前や掃除のついでに手を伸ばしやすくなります。
ただし、見える場所へ掃除道具を置くと玄関が雑然とする場合は、靴箱の扉裏や引き出しにしまっておくとすっきりします。
塩水や香りのあるスプレーを使う方法も見かけますが、鏡やフレームの素材に合わないことがあります。
直接吹きかける前に、商品の注意事項を確認しましょう。
玄関の鏡に関するよくある質問
玄関の鏡に関するFAQ
Q1. 玄関の右側に鏡があると本当にNGですか?
右側に鏡があるという理由だけで、直ちにNGと考える必要はありません。風水では、右側の鏡を仕事や健康、行動力などと結び付けて紹介する考え方もあります。今の鏡が使いやすく、安全に固定されているなら、そのまま生かせます。
Q2. 玄関の右側と左側はどこから見ますか?
この記事では、玄関ドアを開けて家の中へ入ったときの右手側を「右側」、左手側を「左側」としています。室内から玄関ドアの方を見ると左右が反対になるため、ほかの情報を読むときは、どこから見た左右なのかも確認してみてください。
Q3. 玄関正面に備え付けの鏡がある場合はどうすればよいですか?
風水では正面の鏡を避ける考え方がありますが、備え付けなら無理に外す必要はありません。靴や荷物の映り込みを整える、まぶしい場合は照明を調整するなど、今の状態でできることから試してみてください。
Q4. 玄関ドアの内側に鏡を付けても大丈夫ですか?
省スペースで身だしなみを確認できる方法ですが、ドアの材質、鏡の重さ、取り付け金具の耐荷重を確認する必要があります。開閉の振動で外れないか、鍵やドアクローザーの操作を妨げないかも確認しましょう。
Q5. 右側と左側の両方に鏡がある場合はどう考えますか?
鏡同士が正面から向かい合っている場合は、合わせ鏡になります。風水では避ける見方がありますが、慌てて撤去する必要はありません。反射が落ち着かないと感じる場合は、片方の角度を変える、使わない方にカバーを掛けるなど、できる範囲で調整できます。
玄関の鏡は右・左だけで決めなくてよい
玄関を入って右側に鏡があっても、それだけで風水的にNGと考える必要はありません。
右側は仕事や健康、左側は金運や人間関係などと結び付けて紹介されることがありますが、どちらか一方だけが正解というわけではありません。
すでに鏡が設置されている場合も、慌てて外したり反対側へ移したりせず、まずは今の位置で使いやすいかを見てみましょう。
身だしなみを確認しやすいか、ドアや収納を邪魔しないか、鏡に散らかった場所が映っていないか、安全に固定できているかも大切です。
風水の考え方を、玄関や今の暮らしに目を向けるきっかけにしながら、毎日無理なく使える場所を選んでみてください。


コメント