天赦日を見つけて「この日にしよう」と思ったのに、よく見ると同じ日に不成就日も書かれている。
そんなカレンダーを見ると、
「天赦日と不成就日が重なったら、結局どうなるの?」
「天赦日と不成就日は、どっちが強いの?」
と迷いますよね。
天赦日と不成就日が重なった日は、天赦日の意味と不成就日の意味の両方が同じ日に並んでいると考えるのが自然です。
天赦日が不成就日を打ち消す、不成就日のほうが天赦日より強い、といった一つの勝敗で決めるというより、もともと別々の考え方から選ばれている暦注として、それぞれの意味を見ていくことになります。
そのため、「天赦日だから不成就日はなかったことにする」「不成就日だから天赦日の意味もなくなる」と、どちらか一方を消して考えなくてもよいんですね。
私自身も、吉日と凶日が同じ日に重なっていると少し迷います。
万全を期したい予定で、ほかの日を自由に選べるなら、吉日と凶日が重ならない日を選ぶことが多いです。
一方、その日しか予定が合わないなら、そのまま予定を入れることもあります。
実際には何事もなく過ぎることも多いのですが、「本当にこの日でよかったかな」と少しもやもやすることもあるんですよね。
だからこそ、暦の意味を知ったうえで、自分は日取りに何を求めているのかを考えておくと、選びやすくなります。
この記事でわかること
- 天赦日と不成就日が重なったらどう考えるか
- 天赦日と不成就日はどっちが強いのか
- なぜ吉日と凶日が同じ日に重なるのか
- 天赦日と不成就日の選日法の違い
- 昔の暦では複数の吉凶をどう見ていたのか
- 吉と凶が重なった日の歴史上の具体例
- 大切な予定や、すでに決めた予定ではどう考えるか
- 不成就日と時間帯の関係
- 2026年〜2028年に実際に重なる日
天赦日と不成就日が重なったらどうなる?
天赦日と不成就日が同じ日に重なっても、暦として矛盾しているわけではありません。
この2つは、同じ物差しで「今日は吉」「今日は凶」と一つの判定を出しているものではないからです。
天赦日は、暦注下段に記されてきた吉日の一つです。
「百神が天に会合し、天が万物を許す日」とされ、「万事にわたって吉」と伝えられてきました。
一方、不成就日は別の選日の一つで、「万事不成就の日」「事を起こすには良くない日」とされます。
意味だけを見ると、たしかに正反対です。
ただし、天赦日と不成就日は、そもそも日を選ぶ方法が違います。
そのため、別々のルールから選ばれた日が、結果として同じ一日に重なることがあります。
天赦日として見れば吉の意味があり、不成就日として見れば事始めを慎む意味もある。
それが、「天赦日なのに不成就日でもある日」の基本的な見方になります。

天赦日と不成就日はどっちが強い?
仕組みが違うことはわかっても、やはり気になるのは、
「それで、結局どっちを優先したらいいの?」
というところですよね。
天赦日と不成就日は、どちらか一方が必ず優先されると決められているわけではありません。
天赦日には「万事にわたって吉」、不成就日には「事を起こすには良くない日」という、それぞれの意味があります。
二つが同じ日に重なったからといって、「必ず天赦日を優先する」「必ず不成就日を優先する」と一つに決めるのではなく、それぞれの意味を知ったうえで日取りを考えることになります。

「どっちが強い?」と迷ったら天赦日だから不成就日が消える、不成就日だから天赦日の意味がなくなる、と考えず、両方の意味が付いている日として、自分の予定では何を重く見るかを考えるとわかりやすくなります。
少し曖昧な答えに感じるかもしれません。
でも、昔の暦をたどってみると、一日の中にいくつもの吉凶が並んでいること自体は、特別なことではありませんでした。
なぜ天赦日と不成就日は同じ日に重なるの?
「万事に吉とされる天赦日なのに、どうして不成就日まで一緒になるの?」
ここは、それぞれの日がどうやって選ばれているのかを見るとわかりやすくなります。
天赦日と不成就日は、同じ仕組みの中で吉と凶に分かれているわけではありません。
それぞれに別の選日法があります。

天赦日は季節と日の干支で決まる
天赦日は、四季と日の干支の組み合わせによって選ばれます。
| 季節 | 天赦日になる干支 |
|---|---|
| 春(立春から立夏) | 戊寅(つちのえとら)の日 |
| 夏(立夏から立秋) | 甲午(きのえうま)の日 |
| 秋(立秋から立冬) | 戊申(つちのえさる)の日 |
| 冬(立冬から立春) | 甲子(きのえね)の日 |
たとえば、立夏から立秋までの夏なら「甲午の日」が天赦日です。
毎月何日という形で決まっているわけではなく、「今はどの季節なのか」と「その日はどの干支なのか」という条件が組み合わさって決まります。
季節と日の干支という条件があるため、天赦日は一年の中でも限られた日に巡ってきます。
不成就日は月切りで8日間隔に配当される
不成就日は、天赦日とは違う方法で決まります。
月によって最初の日が異なり、そこから8日間隔で巡る選日です。
| 月 | 不成就日 |
|---|---|
| 正月・7月 | 3日・11日・19日・27日 |
| 2月・8月 | 2日・10日・18日・26日 |
| 3月・9月 | 1日・9日・17日・25日 |
| 4月・10月 | 4日・12日・20日・28日 |
| 5月・11月 | 5日・13日・21日・29日 |
| 6月・12月 | 6日・14日・22日・30日 |
並べてみると違いがはっきりします。
- 天赦日:季節と日の干支から選ばれる
- 不成就日:月ごとの別の選日法で配当される
このように別々の方法で選ばれているため、ときどき同じ日に重なります。
昔の暦には、なぜ一日に複数の吉凶が並んでいたの?
今の開運カレンダーを見ると、同じ日に「天赦日」「一粒万倍日」「大安」「不成就日」など、いくつもの言葉が並んでいることがあります。
「こんなに重なっていたら、結局どれを見ればいいの?」と思いますよね。
けれど、一日の中に複数の暦注を見ること自体は、最近になって始まったものではありません。
日本では、長いあいだ太陰太陽暦が使われてきました。
古い具注暦には、日付や干支だけでなく、その日の吉凶、行事、方角など、さまざまな情報が書き込まれていました。
「暦注」という言葉も、こうした暦の注記を指します。
吉凶に関係する暦注にも、中段、下段、その他の選日など、異なる系統のものがありました。
天赦日は下段にある暦注。
不成就日は別の選日。
もともと一つの仕組みから「今日の運勢」を一つだけ出していたわけではないんですね。
そのため、一つの暦注では吉でも、別の暦注では慎む意味を持つことがあります。
現代の感覚でいえば、一枚の日付の上に、別々のルールで作られた複数の情報が重なって表示されているようなものです。

吉と凶は単純な点数表ではなかった
もしすべての暦注が一つの点数表なら、
「天赦日はプラス10、不成就日はマイナス5。だから今日はプラス5」
のように計算できそうです。
でも、昔の日取りの選び方は、それほど単純ではありませんでした。
暦注によって、婚姻に関係するもの、移動に関係するもの、造作に関係するものなど、意味するところが異なる場合があります。
そのため、吉がいくつ、凶がいくつと数だけを比べるのではなく、行おうとしていることとの関係を見ながら日取りを判断することもありました。
この点は、「天赦日と不成就日はどっちが強い?」と考えるときにも参考になります。
どちらが勝つかを決めるよりも、その日に何をしようとしているのかまで含めて見るという考え方です。
昔の人も「吉なのに凶もある日」を選んでいた
吉と凶が重なる日に迷うのは、現代のカレンダーを見ている私たちだけではありません。
平安時代の日記や具注暦を見ると、昔の人も複数の吉凶を見ながら日取りを考えていた様子が残っています。
しかも、「必ず吉を優先する」「凶が一つあれば必ず避ける」という一つの決め方だけではありませんでした。
方向の違う二つの例を見てみます。
吉日を採った藤原道長の例
寛仁元年(1017年)、後一条天皇が石清水八幡宮へ行幸する日を決める際のことです。
3月8日は吉日でした。
ところが、この日は藤原道長本人の「衰日」にも当たっていました。
陰陽師の安倍吉平は、そのことから3月8日を候補として挙げませんでした。
ところが道長は、自分自身の衰日なら忌む必要はないという趣旨の判断をし、吉日だった3月8日を採用しました。
ここで大切なのは、「吉日が凶日を打ち消した」という話ではありません。
吉日と衰日が重なっていることを知ったうえで、今回はその衰日をどこまで重く見る必要があるのかを考えて日を決めた点です。
つまり、吉と凶が両方あるからといって、必ず凶を優先していたわけではありません。
何をする日なのか、誰に関係する忌日なのかを見ながら判断していました。
約1000年前にも、「吉なのに凶もある。では、どうしよう」と日取りを考える場面があったと思うと、少し親しみを感じます。
吉日でも凶の意味が残された具注暦の例
反対方向の例もあります。
紫式部が父・藤原為時とともに越前にいた長徳2年(996年)の具注暦を復元した研究には、正月12日の暦注が紹介されています。
この日は、「天恩日」という吉日でした。
一方で、同じ日には複数の凶の暦注も重なっており、吉として使える用途が限られていました。
こちらも、「だから凶のほうが強い」という話ではありません。
吉の意味がある日でも、同時に重なった別の暦注にも目を向けながら日取りを考えていたことがわかります。
藤原道長の例では、凶の条件を知りながら吉日を採りました。
一方、長徳2年の具注暦では、吉日であっても重なった凶によって使い方が限られています。
一見すると正反対です。
でも、共通していることがあります。
吉と凶のどちらかを最初から絶対的な勝者にするのではなく、その日の暦注と、そこで何をするのかを見ながら判断していたということです。
天赦日と不成就日が重なったときも、「どちらが勝つか」だけではなく、「自分はこの日に何をしたいのか」まで考えると、日取りを選びやすくなります。
大切な予定ではどう考えればいい?
「仕組みはわかった。でも、自分の予定はどうすればいいの?」
となりますよね。
そんなときは、まずあとからも、その日付を大切にしたい予定なのかを考えてみると整理しやすくなります。
不成就日の重ならない別日を選ぶ場合
入籍や結婚式、開業など、あとから何年も日付を覚えているような予定では、「その日を選んだことを後々までどう感じそうか」も一つの判断材料になります。
まだ自由に日程を変えられて、不成就日が重なっていることがすでに引っかかっているなら、別の日を探すことができます。
私も、万全を期したい予定でほかの日を選べるなら、吉日と凶日が重なる日は避けることが多いです。
不成就日だから何かが起きると決めつけているのではありません。
せっかく自由に日を選べるのなら、あとから「別の日にしておけばよかったかな」と考え続けないほうを選びたいからです。
日取りを大切にしたい人にとっては、予定を迎えるまで気持ちよく待てることも、日を選ぶ理由になります。
天赦日と不成就日が重なる日をそのまま選ぶ場合
一方、日取りには暦以外の条件もあります。
家族が集まれる日、仕事を休める日、会場が空いている日、相手の予定。
いくつも合わせると、「この日しかない」ということもあります。
その場合は、天赦日と不成就日の両方の暦注があると知ったうえで、その日を選ぶこともできます。
天赦日の意味に惹かれて、その日を大切にしたいと感じる人もいるでしょう。
ここで「天赦日のほうが強いから」と理由を作らなくても、
「両方の暦注があることは知っている。それでも今回は予定の都合や天赦日の意味を含めてこの日にする」
と考えることができます。
反対に、不成就日がどうしても引っかかるなら、その気持ちも日を決める材料です。
自分以外の人も関わる予定なら
結婚式や入籍など、自分だけで完結しない予定では、もう一つ考えておきたいことがあります。
自分は気にならなくても、一緒に予定を迎える人や家族が暦を大切にしていることがあります。
逆に、自分は吉日を大事にしたくても、相手は仕事や会場の都合を優先したいこともあるでしょう。
そんなときも、「天赦日と不成就日のどっちが強いか」で相手を説得するより、二つの意味が重なる日だと共有したうえで、何を大切にしたいかを話してみるほうが日を選びやすくなります。
暦だけでなく、その日を一緒に迎える人の気持ちまで含めて考える。
そんな日取りの決め方もあります。
すでに天赦日と不成就日が重なる日に予定を入れている場合

「天赦日だから」と予定を決めたあとで、不成就日も重なっていることに気づく。
このケースは、これから日を選ぶ場合よりも迷いやすいですよね。
まず考えたいのは、まだ簡単に変更できる予定なのか、それともすでに多くのことが動き始めている予定なのかです。
まだ簡単に変更できるなら
日程を変えても大きな負担がなく、不成就日がどうしても引っかかっているなら、別の日へ変えることができます。
暦を調べたことで「やっぱり別の日がいい」と感じたなら、その気持ちも新しく増えた判断材料です。
日取りにこだわりたいからこそ調べているのであれば、納得できる日をもう一度探すこともできます。
すでに変更しにくいなら
会場を予約している、相手と調整済み、仕事の休みを取っているなど、日を変えること自体が大きな負担になる場合もあります。
その場合は、まず「なぜこの日を選んだのか」を思い出してみます。
天赦日だったから。
家族が集まれるから。
予定が一番合ったから。
そうした理由と、不成就日が気になる気持ちを並べてみると、「今回はそのままにする」「やはり変更する」のどちらを選びたいかが見えやすくなります。
私も、その日しか選べない場合は、そのまま予定を入れることがあります。
あとから「この日でよかったかな」と少し考えることはあっても、一つの暦注だけを見て予定全体の意味まで変えることはありません。
予定が終わったあとに不成就日だと知ったら
予定が終わってから、「実は不成就日も重なっていた」と知ることもあります。
この場合、過去の日付を選び直すことはできません。
しかも、天赦日と不成就日は、どちらか一方だけでその日全部の意味を決めるものではありません。
そのため、「知らずに不成就日を選んだから、あの日は失敗だった」と一つの意味に決める必要はないかなと思います。
その日の暦には天赦日の意味も、不成就日の意味もあった。
そして、実際にその日に過ごした時間や、その日から続いていることもあります。
暦をあとから知ったことをきっかけに、次に大切な日を選ぶときは少し丁寧に見てみよう、という取り入れ方もできます。
不成就日は気にしなくてもいい?
ここまで読むと、今度は、
「結局、不成就日は気にしなくてもいいのかな」
と思うこともあります。
これも、「気にしなくていい」「必ず避けるべき」のどちらか一方に決める必要はありません。
不成就日は、暦の中で「事を起こすには良くない日」とされてきた選日です。
その意味を知ったうえで、どのくらい暮らしに取り入れるかは人によって違います。
毎日の買い物や仕事まで日柄を見る人もいれば、入籍や開業のような大きな節目だけ暦を見る人もいます。
また、普段はそれほど気にしなくても、「今回は日取りまで整えておきたい」と思う予定があるかもしれません。
「暦を信じるか、信じないか」という二択ではなく、自分はどんな予定のときに暦を参考にしたいのかを決めておくと、吉日と凶日が重なったときにも迷いにくくなります。
天赦日と不成就日が重なる日はどう過ごす?
天赦日と不成就日が重なるからといって、何か特別なことをしなければならない日というわけではありません。
特に予定がなければ、いつもの一日として過ごすこともできます。
一方、その日に何か新しいことを始めようとしていて、不成就日が気になるなら、
- 今日でなければいけない予定なのか
- ほかの日へ動かしたほうが自分はすっきりするのか
- 天赦日の意味も含めて今日を選びたいのか
と、一度予定を見直してみることができます。
吉と凶を打ち消し合うものとして考えるより、それぞれの意味を知ったうえで、自分が納得できる日を選ぶ。
そんな距離感で暦を楽しむ方法もあります。
不成就日に「この時間なら大丈夫」という時間帯はある?
不成就日について調べていると、
「午前ならいい?」
「午後になれば不成就日ではなくなる?」
「何時から何時までがよくないの?」
と、時間帯が気になることがあります。
不成就日は、一日の中で時間を区切って見るというより、その日全体につく選日として扱われます。
そのため、「午後になれば不成就日ではなくなる」「この時間だけ不成就日から外れる」という見方ではありません。
一方、カレンダーでよく見る「先勝は午前」「赤口は正午前後」といった時間帯の吉凶は、六曜の考え方です。
六曜と不成就日は、それぞれ別の暦注です。
先勝なら午前を意識するなど、六曜の時間帯も一緒に楽しむことはできます。
ただ、「六曜の吉の時間を選んだから、不成就日ではなくなる」と考えるのではなく、不成就日と六曜、それぞれの意味を重ねて見るとわかりやすいです。
「不成就日だけれど、先勝の午前を選んでみよう」と自分なりに取り入れることもできますし、「時間まで考え始めると迷ってしまうから、今回は日付だけを見る」という付き合い方もできます。
2026年〜2028年に天赦日と不成就日が重なる日
最後に、実際に天赦日と不成就日が重なる日も見ておきましょう。
2026年から2028年では、次の日が該当します。
| 年 | 日付 | 重なる主な暦注 |
|---|---|---|
| 2026年 | 5月20日(水) | 天赦日・不成就日 |
| 2026年 | 7月19日(日) | 天赦日・不成就日・一粒万倍日・大安 |
| 2027年 | 9月26日(日) | 天赦日・不成就日・一粒万倍日 |
| 2028年 | 9月20日(水) | 天赦日・不成就日・一粒万倍日 |
| 2028年 | 12月5日(火) | 天赦日・不成就日・大安 |
2026年5月20日のように、天赦日と不成就日が重なる日もあります。
一方、2026年7月19日のように、天赦日・一粒万倍日・大安という複数の吉の暦注と、不成就日が同じ日に並ぶこともあります。
2028年12月5日も、天赦日と大安に不成就日が重なる日です。
こうした日を見ると、日本の暦が単純に「今日は吉」「今日は凶」と一つだけの判定をしているものではないことがよくわかります。
吉日が二つあれば凶日を消せる、凶日が一つあれば吉日が全部なくなる、と数だけで比べるものでもありません。
「吉が何個あるか」だけで決めるより、その日にどんな暦注が重なっているのかを知り、自分の予定と照らして考えるほうが選びやすくなります。
天赦日と不成就日が重なる日はどう考える?
天赦日と不成就日が同じ日にあると、どうしても「結局どっちなの?」と答えを一つにしたくなります。
けれど、天赦日と不成就日は、それぞれ違う選日法から生まれた暦注です。
天赦日の意味を取れば、「万事にわたって吉」とされる日。
不成就日の意味を取れば、「事を起こすには良くない」とされる日。
どちらかを消して一つにするのではなく、二つが同じ日に並ぶこともあるのが暦なんですね。
そして昔の暦を見ても、吉と凶が同じ日に並ぶこと自体は珍しいことではありません。
吉を採った例もあれば、吉日であっても重なった凶の意味を残した例もあります。
「吉が勝つ」「凶が勝つ」という一つの答えではなく、何をする日なのかまで見ながら日を選んでいました。
今の私たちも、同じように考えることができます。
まだ自由に日程を選べて、少しの引っかかりも残したくない予定なら、重ならない日を探す。
その日しか選べない事情があるなら、天赦日と不成就日の両方の意味を知ったうえで、その日を選ぶ。
天赦日の意味を楽しみたいという選び方もありますし、不成就日が気になるから別の日にするという選び方もあります。
暦の意味を知ったあとで、自分はその予定で何を大切にしたいのか。
予定の動かしやすさや、一緒にその日を迎える人の気持ちも含めながら、自分なりの日取りを選んでみてくださいね。
この記事で参考にした資料
天赦日・不成就日の意味や選日法、昔の暦や歴史上の日取りについては、以下の資料を参考にしています。


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