敷きパッドに毛玉が増えてくると、寝転んだときのざらざらした肌触りが気になります。

きれいに取りたいと思う一方で、広い敷きパッドの毛玉を一つずつ取るのは正直めんどうです。
取ってもまたできるなら、このまま使ってしまおうかと迷うこともありますよね。
敷きパッドに毛玉ができる原因には、寝返りによる摩擦や洗濯方法、使われている素材などが関係しています。
原因を知れば、今ある毛玉を生地が傷みにくい方法で取り除き、次に選ぶときは毛玉のできにくい商品を見分けやすくなります。
この記事では、敷きパッドが毛玉だらけになる原因ときれいな取り方、毛玉を防ぐお手入れ方法、毛玉になりにくい敷きパッドの選び方を紹介します。
この記事でわかること
- 敷きパッドが毛玉だらけになる原因
- 生地を傷めにくい毛玉の取り方
- 洗濯や使い方で毛玉を防ぐ方法
- 毛玉になりにくい商品の見分け方
敷きパッドが毛玉だらけになる原因
敷きパッドの毛玉は、古くなったから突然できるものではありません。
生地の表面がこすれて毛羽立ち、その毛羽が絡まり合うことで少しずつ毛玉になります。
寝返り、衣類、洗濯、乾燥といった毎日の小さな摩擦の積み重ねが、毛玉の主な原因です。
同じ時期に買った敷きパッドでも、使う人や洗い方によって毛玉の量が違うのは、この摩擦の強さに差があるためです。
寝返りや衣類との摩擦で毛羽立つ
眠っている間は、思っている以上に体が動いています。
寝返りを打つたびに、パジャマと敷きパッドの表面がこすれ、生地から細い繊維が少しずつ引き出されます。
引き出された繊維が表面で絡まり、丸くまとまったものが毛玉です。

毛玉が腰、お尻、かかとの下などに集中している場合は、寝返りや体の動きによる摩擦が大きく関係していると考えられます。
特に足元は、脚を動かしたり、かかとで布をこすったりしやすい場所です。
敷きパッドの全面ではなく、一部分だけ毛玉だらけになっていることも珍しくありません。
パジャマの素材も毛玉のでき方に影響します。
ポリエステルなどの化学繊維を使ったパジャマと、化学繊維の敷きパッドを組み合わせると、滑り方や生地の表面によっては摩擦が強くなることがあります。
ただし、ポリエステル製なら必ず毛玉になるわけではありません。
同じポリエステルでも、糸の種類、生地の密度、表面加工によって毛玉のできやすさは変わります。
◆毛玉の場所を見てみる
原因がわからないときは、毛玉がどこに集中しているかを確認してみてください。
腰や足元だけに多いなら寝返りによる摩擦、全面に広がっているなら洗濯時の摩擦も関係している可能性があります。
子どもがベッドの上で動くことが多い家庭や、ペットと一緒に寝ている場合も、敷きパッドにかかる摩擦が増えやすくなります。
使い方が悪いということではありません。
毎日体を受け止めている寝具なので、多少の毛羽立ちは自然な変化です。
洗濯と乾燥の摩擦で毛玉が増える
敷きパッドは、使っているときだけでなく、洗濯中にも強い摩擦を受けます。
洗濯槽の中で回転し、ほかの衣類と絡まりながらこすれることで、表面の繊維が毛羽立ちやすくなります。
敷きパッドを洗濯機へそのまま押し込み、ファスナー付きの衣類やタオルなどと一緒に洗っている場合は、摩擦や引っかかりがさらに増えることがあります。
洗濯物を詰め込みすぎた場合も、生地が洗濯槽の中で押し合い、強くこすれやすくなります。
一度の洗濯で急に毛玉だらけになるというより、強い洗い方を何度も続けるうちに毛羽立ちが増えていくと考えるとわかりやすいです。
乾燥機も、製品によっては毛玉を増やす原因になります。
回転しながら温風を当てるため、熱と摩擦の両方が生地へ加わるからです。
特に起毛素材、フランネル、パイル、マイクロファイバーなどは、高温や長時間の乾燥によって風合いが変わることがあります。
洗濯表示を先に確認してください
家庭で洗える敷きパッドでも、乾燥機には対応していないことがあります。
洗濯機のコース、使用できる洗剤、乾燥方法は商品によって異なるため、縫い付けられた洗濯表示やメーカーの説明を優先してください。
日差しが強い場所で長時間干し続けることも、素材によっては色あせや生地の劣化を進めることがあります。
早く乾かしたい日もありますが、風通しのよい場所で中心まで乾かすほうが、生地への負担を抑えやすくなります。
素材と生地構造で差が出る
敷きパッドが毛玉になるかどうかは、素材名だけでは決まりません。
繊維の強さや長さに加えて、糸の作り方、生地の密度、表面の起毛状態などが関係します。
ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は、繊維そのものが丈夫です。
摩擦で表面に出た繊維が簡単には切れ落ちず、生地につながったまま絡まりやすいため、できた毛玉が残りやすい傾向があります。
綿は、表面にできた毛玉が使用中に脱落しやすく、丈夫な化学繊維より毛玉が目立ちにくい傾向があります。
麻は長く丈夫な繊維ですが、平織りで表面が滑らかな生地は、毛羽立ちが目立ちにくい傾向があります。
ただし、綿100%なら毛玉がまったくできないとは限りません。
やわらかく起毛させた綿生地や、糸がゆるく編まれた生地は、摩擦によって毛羽立つことがあります。
綿とポリエステルの混紡生地では、綿の繊維が毛羽立ち、丈夫なポリエステル繊維がそれをつなぎ留めることで、毛玉が残る場合があります。
素材の割合だけでなく、生地の表面も見ておきたいところです。
| 生地や素材の特徴 | 毛玉の傾向 | 購入時の確認点 |
|---|---|---|
| ポリエステルの紡績糸 | 毛羽が絡むと残りやすい | 抗ピリング加工や表面の滑らかさ |
| 綿や麻の平織り | 比較的毛玉が目立ちにくい | 織り目が詰まり表面が滑らかか |
| 綿と化繊の混紡 | 組み合わせにより毛玉が残る | 混用率と購入者の使用感 |
| パイルや起毛生地 | 毛羽立ちやすい場合がある | 洗濯方法と毛羽落ちの注意書き |
| 高密度の長繊維生地 | 表面の毛羽が少ない傾向 | 高密度やフィラメント糸の表示 |
ニット、パイル、フランネルなどは、ふんわりした肌触りが魅力です。
一方で、表面にループや毛羽があるため、平らで目の詰まった生地より摩擦の影響を受けやすい場合があります。
毛玉をできるだけ避けたいなら、素材名だけを見て決めず、表面が滑らかで、織り目が詰まり、毛羽が立ちにくそうかを確認してみてください。
敷きパッドの毛玉をきれいに取る方法
すでにできてしまった毛玉は、取り方を間違えると、生地の糸まで引き出してしまうことがあります。
大切なのは、敷きパッドを平らな場所へ広げ、表面を引っ張らずに少しずつ整えることです。
一度で新品のように戻そうとせず、肌に当たって気になる部分から無理のない範囲で始めてみてください。
毛玉取り器で少しずつ整える
広い敷きパッドの毛玉を取るなら、電動の毛玉取り器を使う方法が比較的手軽です。
毛玉取り器は、表面から浮いている毛玉を回転刃で短く整えます。
手で一つずつ取るより作業を進めやすく、力を入れすぎなければ表面を均一に整えやすい道具です。

まず、敷きパッドをベッドから外し、床や大きなテーブルなどの平らな場所に広げます。
たるみやしわがある状態で刃を当てると、生地が刃の中へ入り込み、穴が開くおそれがあります。
手で生地を強く引っ張るのではなく、しわがない程度に平らに整えてください。
毛玉取り器の高さを調節できる場合は、最初は刃が生地へ近づきすぎない設定から試します。
目立たない端の部分へ軽く当て、生地まで削れていないことを確認してから広い部分へ進みましょう。
毛玉取り器を使う順番
敷きパッドを平らに広げます。
目立たない場所で試します。
毛玉取り器を強く押し付けず、ゆっくり動かします。
同じ場所を何度も往復せず、残った毛玉だけをもう一度整えます。
最後に取れた繊維やほこりをやさしく取り除きます。
強く押したほうが早く取れそうに感じますが、刃が生地へ近づきすぎると、毛玉だけでなく敷きパッド本体の繊維も削ってしまいます。
毛玉取り器は押し付けるのではなく、表面をそっと滑らせるくらいで十分です。
毛玉が多い場合は、全面を一度に仕上げようとすると疲れてしまいます。
今日は腰の部分、次は足元というように分けても大丈夫です。
ただし、生地がすでに薄くなっている部分や、縫い目の近く、ゴムの付け根には使用しないほうが安心です。
毛玉を取ったあとに生地が透けて見える場合は、表面だけでなく生地全体が摩耗している可能性があります。
何度も削って使い続けるより、交換を考えたほうが負担を減らせることもあります。
敷きパッドだけでなくシーツにも毛玉があり、生地が薄くなっている場合は、シーツの寿命と買い替えサインも確認してみてください。
毛玉取りブラシは優しく使う
電動の毛玉取り器を使うのが不安な場合は、毛玉取りブラシを使う方法もあります。
ブラシは、毛玉や絡まった毛羽を少しずつほぐしながら整える道具です。
刃で一気に切らないため、細かな調整をしやすい一方、広い敷きパッドでは作業に時間がかかります。
ブラシを使うときも、敷きパッドを平らに広げます。
生地の表面を何度も強く往復すると、新しい毛羽を引き出してしまうことがあるため、毛玉がある場所だけを一方向へ軽くなでます。
起毛した敷きパッドでは、ブラシの硬さが合わないと表面の風合いが変わることがあります。
最初に端の目立たない場所で試してから使ってください。
小さく柔らかい毛玉にはブラシ、硬くまとまった毛玉や広い範囲には毛玉取り器というように、状態に合わせて使い分けると作業が楽になります。
洋服用の道具を使うときの注意
毛玉取り器やブラシが衣類用として販売されていても、寝具に使用できるとは限りません。
パイル、接触冷感生地、特殊加工生地などは表面を傷める場合があるため、道具と敷きパッドの取扱説明書を確認してください。
ブラシで取れない毛玉を無理に引っかける必要はありません。
強く固まった毛玉だけ毛玉取り器で整え、細かな毛羽は残すほうが、生地を薄くしにくい場合もあります。
見た目を完全に整えることより、寝たときのざらつきが少し軽くなれば十分と考えてみてくださいね。
手でむしる方法やハサミは避ける
毛玉を見つけると、指でつまんで取りたくなります。
しかし、毛玉は生地の内部にある繊維とつながっていることがあります。
手で引きちぎると、毛玉だけでなく、まだ生地を作っている糸まで引き出してしまうかもしれません。
一つ取った場所から新しい毛羽が出て、そこへ再び毛玉ができることもあります。
粘着テープや掃除用の粘着ローラーも、表面のほこりを取る用途には便利ですが、強く押し付けて毛玉を引き抜く使い方には向きません。
粘着力によって細い繊維まで引っ張り、毛羽立ちを増やす可能性があるためです。
ハサミは、刃先が生地へ入り込むと穴を開けるおそれがあります。
敷きパッドは面積が広く、作業中に生地がたるみやすいため、衣類の毛玉を一つ切るときより失敗しやすくなります。
どうしても毛玉取り器が使えない場所に限ってハサミを使う場合は、生地を持ち上げず、先端の細いハサミで浮いた毛玉だけを慎重に切ります。
ただし、基本的には毛玉取り器や専用ブラシを使うほうが、生地を傷つける危険を減らしやすいです。
毛玉を取らないほうがよい状態
生地が光に透けるほど薄くなっている場合や、毛玉の下に小さな穴がある場合は、毛玉取りによって破れが広がることがあります。
縫い目のほつれや広範囲の生地の薄れ、落ちないにおいなどもある場合は、補修や交換を検討してみてください。
毛玉取りは、敷きパッドの寿命を完全に元へ戻す作業ではありません。
表面のざらつきを一時的に整え、もう少し心地よく使うためのお手入れと考えると無理がありません。
敷きパッドの毛玉を増やさない使い方
毛玉を一つも作らないようにするのは難しいですが、日々の摩擦を減らすことで増え方をゆるやかにできる場合があります。
特別なお手入れを増やすより、洗濯ネットを使う、強い乾燥を避ける、ずれを直すといった小さな工夫から始めてみましょう。
洗濯ネットと弱水流で摩擦を減らす
敷きパッドを洗うときは、洗濯表示で家庭洗濯ができることを確認したうえで、適切な大きさの洗濯ネットへ入れます。
ネットが小さすぎると、生地を無理に押し込むことになり、汚れが落ちにくくなったり、折り目へ負担が集中したりします。
反対に大きすぎるネットでは、中で敷きパッドが動き回り、ネットを使う効果が弱くなることがあります。
敷きパッドを洗濯槽へ入る大きさに軽く折り、無理なく収まる寝具用ネットを選んでください。

コースは、標準より水流の弱い「おしゃれ着」「手洗い」「毛布」などが候補になります。
ただし、コース名や動き方は洗濯機によって異なります。
敷きパッドの表示と洗濯機の説明書を照らし合わせて選ぶと安心です。
洗剤は、表示に指定がなければ一般的な衣料用洗剤を使えますが、起毛素材やデリケートな生地では中性洗剤が指定されている場合があります。
洗剤や柔軟剤を多く入れても、毛玉ができなくなるわけではありません。
すすぎ切れなかった成分が生地へ残ると、吸水性や肌触りへ影響することもあるため、決められた量を守りましょう。
◆洗濯を楽に続けるコツ
大きな敷きパッドを毎回ていねいに洗うのは大変ですよね。
完璧な方法を続けられなくても、ネットへ入れることと、詰め込み洗いを避けることだけでも始めやすい対策になります。
ファスナー、面ファスナー、金具が付いた衣類は、敷きパッドの表面を引っかけることがあります。
できれば敷きパッドだけで洗うか、引っかかる部品のない寝具と一緒に洗ってください。
脱水時間を必要以上に長くすると、しわや摩擦が増えることがあります。
水が垂れ続けない程度に脱水し、形を整えてから干すと、生地への負担を抑えやすくなります。
ずれを防ぎ高温乾燥を避ける
敷きパッドが寝ている間にずれると、生地が体の下でたるみ、しわになった部分へ摩擦が集中します。
朝になると中央へ大きなしわが寄っている場合や、角が外れている場合は、固定方法を見直してみてください。
四隅のゴムが伸びているなら、ゴムだけを交換できる場合があります。
生地も薄くなり、毛玉や破れが増えている場合は、新しい敷きパッドへ替えるほうが手間を減らせるかもしれません。
マットレスと敷きパッドのサイズが合っていない場合も、ずれやすくなります。
小さすぎると角ゴムに強い力がかかり、大きすぎると表面が余ってしわになります。
購入時には「シングル」などの名称だけでなく、縦と横の実寸も確認してください。
敷きパッド、シーツ、ベッドパッドの違いや重ねる順番がわからない場合は、敷きパッドとシーツ、ベッドパッドの違いと敷く順番で整理できます。
洗濯後は、乾燥機へ入れる前に洗濯表示を確認します。
乾燥機を使えない製品は、風通しのよい場所で陰干しするか、商品表示に沿った方法で干してください。
物干し竿を二本使って間を空けると、内側へ風が通りやすくなります。
一部分が重なったままでは乾きにくいため、途中で向きや裏表を替える方法もあります。
乾燥機に対応している場合も、高温で長時間乾かすより、表示の範囲内で短めに使い、最後は自然乾燥で仕上げるほうが負担を抑えられることがあります。
ただし、生乾きのまま使うと、においや湿気が気になりやすくなります。
毛玉対策だけを優先して湿った状態を残さず、中心まで乾いたことを確認してください。
寝室の湿気や乾燥も一緒に見直したい方は、寝室の湿度の目安と整え方も参考にしてみてください。
毛玉になりにくい敷きパッドの選び方
買い替えるときは、「綿だから安心」「ポリエステルだから毛玉になる」と素材名だけで決めないことが大切です。
繊維の長さ、糸の作り方、生地の密度、表面加工、固定方法、洗濯条件まで確認すると、今までより毛玉になりにくい商品を選びやすくなります。
すべての条件を満たす必要はありません。
自分が負担なく洗えて、毎晩気持ちよく使えることも大切な基準です。
繊維の長さと素材表示を確認する
毛玉になりにくい敷きパッドを探すときは、最初に表地の素材を確認します。
肌が触れる表側と、詰め物や裏側では素材が違うことがあるため、「表地」の欄を見ることがポイントです。
綿や麻の平らな織物は、表面の毛羽が比較的少なく、毛玉が目立ちにくい傾向があります。
汗を吸いやすく、自然な肌触りを好む人にも選びやすい素材です。
ただし、綿でもガーゼ、パイル、起毛加工などは表面に毛羽やループがあるため、使い方によっては毛羽立つことがあります。
ポリエステルは、糸の作り方に注目します。
短い繊維をより合わせて作る紡績糸は、表面から細かな繊維が出やすい一方、長い繊維を連続して使うフィラメント糸は、糸の端が表面へ出にくく、滑らかに仕上げやすい特徴があります。
そのため、毛羽の少ない長繊維を高密度に織った生地は、一般的な起毛生地や目の粗い生地より毛玉を抑えやすい場合があります。
ただし、長繊維であれば何でも安心という意味ではありません。
表面に傷が付き、丈夫な化学繊維が毛羽として出ると、切れずに絡まって毛玉が残ることがあります。
繊維の長さと生地の密度をセットで見ることが大切です。
素材表示だけで迷ったときは
綿100%という割合だけでなく、「平織り」「高密度」「表面が滑らか」といった説明も確認してみてください。
ポリエステル製では、「長繊維」「フィラメント糸」「抗ピリング加工」などの表示が判断材料になります。
接触冷感の敷きパッドは、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレンなどの化学繊維を使った商品が多くあります。
冷たさの強さだけで選ばず、表面の滑らかさ、抗ピリング加工の有無、洗濯方法も確認すると、毛玉による買い替えを減らしやすくなります。
肌触りには好みがあります。
可能であれば店舗で表面に触れ、毛羽が目立たず、手を滑らせたときに引っかかりが少ないものを選んでみてください。
高密度生地と抗ピリング加工を選ぶ
毛玉を防ぎたい場合は、織り目や編み目が細かく、表面の糸が動きにくい生地が候補になります。
生地の密度が高いと、摩擦を受けたときに糸が引き出されにくく、毛羽立ちを抑えやすいためです。
商品説明に「高密度」「目の詰まった生地」「滑らかな表面」などの記載があるか確認してみてください。
ただし、密度を数字で表示していない商品も多くあります。
その場合は、商品写真を拡大し、表面に長い毛羽や大きなループがないかを見ると判断しやすくなります。
抗ピリング加工は、毛玉の発生を抑えるための加工です。
糸の毛羽を少なくしたり、繊維が表面へ出にくくなるよう処理したりする方法があり、化学繊維を使った敷きパッドで見られます。
「抗ピリング」「防毛玉」「毛玉になりにくい」と書かれている商品は、何も表示がない商品より選びやすいでしょう。
ただし、抗ピリング加工があっても、毛玉が一切できないとは限りません。
寝返りの回数、パジャマの素材、洗濯方法、乾燥機の使用などによって、表面の状態は変わります。
商品説明の「毛玉になりにくい」は、毛玉ができない保証ではなく、発生を抑えるための工夫がされているという目安として受け取りましょう。
| 確認する項目 | 選びやすい表示 | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 表地 | 綿や麻の平織り、滑らかな長繊維 | 素材名だけでなく表面構造も見る |
| 生地密度 | 高密度、目の詰まった生地 | 硬さや通気性とのバランスも確認 |
| 表面加工 | 抗ピリング、防毛玉 | 完全に防げるわけではない |
| 表面構造 | 平らで毛羽の少ない生地 | 起毛やパイルは摩擦の影響を受けやすい |
| 商品説明 | 洗濯方法や注意点が具体的 | 説明が少ない場合は確認が必要 |
パイルや起毛素材が悪いわけではありません。
冬の暖かさや、ふんわりした感触を優先したい人にとっては、心地よい選択です。
毛玉の少なさを最優先するなら平らな生地、暖かさを優先するなら起毛生地というように、自分が何を大切にしたいかで選んでみてください。
洗濯方法と固定方法も確認する
毛玉になりにくそうな素材でも、家庭で扱いにくい商品では、お手入れが負担になってしまいます。
購入前に、洗濯機で洗えるか、ネットが必要か、乾燥機に対応しているかを確認してください。
洗濯表示だけでなく、商品ページに洗い方が具体的に書かれている商品は、購入後の扱いを想像しやすくなります。
「弱水流を使用」「洗濯ネットへ入れる」「単独洗い」「乾燥機不可」などの注意書きがある場合は、自宅で続けられるかを考えてみましょう。
毎回手洗いが必要な商品は、生地にとってやさしくても、忙しい生活では洗濯の間隔が空いてしまうかもしれません。
自宅の洗濯機で無理なく洗えることも、長く清潔に使うための大切な条件です。
固定方法は、四隅にゴムが付いたものや、マットレス全体を包む一体型があります。
四隅のゴムは取り外しやすく、敷布団にもマットレスにも使いやすい方法です。
一方で、ゴムが伸びるとずれやすくなります。
一体型は側面まで覆うためずれにくい傾向がありますが、取り外しや洗濯に少し手間がかかることがあります。
寝返りが多い人や、朝になると敷きパッドがずれている人は、固定力を重視してみてください。
マットレスの厚みに対応した一体型や、幅の広いゴムを使った商品も候補になります。
◆選び方のワンポイント
毛玉になりにくい素材だけに気を取られると、洗いにくさやずれやすさを見落としがちです。
表面の滑らかさ、洗いやすさ、固定しやすさの三つが自分の暮らしに合っているかを見てみてくださいね。
商品レビューを参考にする場合は、「毛玉ができた」「できなかった」という一言だけで判断しないほうが安心です。
使用期間、洗濯回数、乾燥機の使用、家族構成、パジャマの素材などが自分に近いレビューを探してみてください。
同じ商品でも使用条件によって毛玉の量は変わるため、複数の意見を見比べることが大切です。
敷きパッドの毛玉に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 敷きパッドが毛玉だらけになる一番の原因は何ですか?
A. 主な原因は、寝返りや衣類、洗濯による摩擦です。
生地の表面から出た毛羽が絡み合い、少しずつ丸い毛玉になります。
ポリエステルなどの丈夫な化学繊維や、パイル、起毛生地では、できた毛玉が表面に残りやすい場合があります。
Q2. 敷きパッドの毛玉は取っても大丈夫ですか?
A. 生地に十分な厚みがあり、穴がなく、広範囲に薄くなっていなければ、毛玉取り器や専用ブラシで整えられる場合があります。
敷きパッドを平らに広げ、目立たない場所で試してから、強く押し付けずに少しずつ取ってください。
生地が透けている場合や破れがある場合は、毛玉を取らず、交換を検討したほうが安心です。
Q3. 綿100%なら毛玉になりませんか?
A. 綿100%は化学繊維より毛玉が目立ちにくい傾向がありますが、まったくできないとは限りません。
起毛加工、パイル、ガーゼ、目の粗い編み地などは、綿でも摩擦によって毛羽立つことがあります。
素材の割合だけでなく、平らで目の詰まった生地かどうかも確認してください。
Q4. 接触冷感の敷きパッドは毛玉になりやすいですか?
A. 接触冷感の商品には化学繊維が多く使われますが、すべての商品が毛玉になりやすいわけではありません。
表面が滑らかな長繊維、高密度生地、抗ピリング加工などを採用した商品もあります。
冷たさだけでなく、生地構造、加工、洗濯方法を一緒に確認して選んでみてください。
Q5. 毛玉が増えた敷きパッドは買い替えるべきですか?
A. 毛玉があるだけで、すぐに買い替える必要はありません。
毛玉取り器で整えたあとに肌触りが戻り、生地の厚みも十分なら、そのまま使い続けられます。
毛玉を取ってもざらつく、生地が薄い、穴がある、固定ゴムが伸びている場合は、買い替えを考える目安です。
まとめ
敷きパッドが毛玉だらけになる主な原因は、寝返りや衣類、洗濯、乾燥による摩擦です。
素材名だけでなく、繊維の強さ、糸の作り方、生地の密度、起毛の有無によっても毛玉のできやすさは変わります。
敷きパッドの毛玉対策まとめ
- 毛玉取り器は生地を平らにして軽く使う
- 手でむしらず強い粘着テープも避ける
- 洗濯ネットと弱い水流で摩擦を減らす
- 高温乾燥を避けて中心まで乾かす
- 高密度生地や抗ピリング加工を確認する
- 洗濯方法と固定しやすさも見て選ぶ
今ある毛玉を整えるときは、敷きパッドを引っ張らず、毛玉取り器やブラシで少しずつ取り除いてください。
一度に全面をきれいにしなくても、肌に当たって気になる場所から整えれば大丈夫です。
買い替えるときは、毛羽の出にくい長繊維や高密度生地、抗ピリング加工、わかりやすい洗濯表示を確認すると、毛玉の再発を減らしやすくなります。
ただし、どの素材でも使用状況によって毛玉ができる可能性はあります。
商品の素材、加工、洗濯条件は製品ごとに異なるため、正確な情報は商品表示やメーカー公式サイトをご確認ください。
毎晩触れる敷きパッドだからこそ、ざらつきを我慢し続ける必要はありません。
今のものを少し整えるか、新しいものへ替えるか、自分の負担が軽くなる方法を選んでみてくださいね。


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