東に飾る絵は風水で何がいい?玄関におすすめのモチーフ・色・飾り方

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玄関の壁に一枚くらい絵を飾りたい。

そんなとき、せっかくなら玄関の方角に合うものを選んでみたくなることがあります。

今回は「東の玄関」です。

植物がいいのか、朝日がいいのか、水のある風景がいいのか。

風水の意味を少し知ってから選ぶと、いつもの絵も違って見えてきます。

先に答えると、東に飾る絵で迷ったら、植物や樹木、森林など「木」を感じる絵から見てみると選びやすいです。

東は、風水の背景にある五行で「木」と結びつく方角。

ほかにも、川や湖など水のある風景、朝日や日の出の絵も候補になります。

色なら青・青緑・緑が取り入れやすく、白や黄色、金色が入っている絵も、組み合わせを見ながら楽しめます。

こうして意味を知っていくと、「この絵は東らしいかも」「この色合わせ、玄関に似合いそう」と、絵を見る時間そのものが少し楽しくなってきます。

風水の考え方もヒントにしながら、「これなら玄関に飾りたい」と思える一枚を探していきましょう。

東に飾る絵で迷ったら

  • 植物・樹木・森林は選びやすい
  • 川や湖など水のある風景も候補
  • 朝日や日の出は東らしさを楽しめる
  • 色なら青・青緑・緑を取り入れやすい
  • 白・黄色・金色も、組み合わせを見ながら楽しめる

東の玄関に飾る風水的な絵の選び方

東の玄関に飾る絵を選ぶときは、まず「東=木」という五行のつながりを手がかりにすると、モチーフや色の意味が見えてきます。

植物や樹木、森林はもちろん、水や朝日まで候補が広がっていくので、意味を知りながら絵を見ていくのも風水の面白いところです。

東の玄関が持つ風水的な意味

五行では、自然界のものを「木・火・土・金・水」の五つに分け、方角や季節、色などと重ねて考えてきました。

東に対応するのは「木」。

季節では春、色では「青」と結びつけられています。

参考:中村璋八「中国の食文化と五行思想」日本食生活学会誌

春の木と聞くと、芽が出て、枝が伸びて、少しずつ葉が増えていく様子が浮かびますよね。

そのため現代の風水では、東に「成長」「始まり」「発展」といった前向きな意味を重ねることがあります。

新しいことを始めたいときや、玄関の雰囲気を少し変えてみたいときに、東の意味を意識して絵を選んでみるのも楽しそうです。

そして、ここでひとつ面白いのが「青」です。

東の色というと、今は「緑」と紹介されることも多いのですが、昔の「青」は、現代の青とまったく同じ範囲ではなく、緑に近い色まで含めて捉えられることがありました。

参考:大阪大学学術情報庫「アオ」に関する論考

そう考えると、「東には緑が合う」と紹介される背景も少し見えてきます。

青い空、新緑、青緑の葉。

昔の色の感覚を知ってから見ると、どれも東の「木」や春を感じさせる風景としてつながって見えてきます。

どんな絵が東の玄関に最適か

では、実際にはどんな絵を見ていけばよいのでしょうか。

最初の候補として見つけやすいのは、次の3つです。

モチーフ 選びやすい理由
植物・樹木・森林 東=木のイメージをそのまま楽しめる
川・湖・小川 五行の「水生木」につながる
朝日・日の出 東の「始まり」を感じさせる

一番わかりやすいのは植物や樹木です。

大きな森でなくてもかまいません。

一本の木、葉っぱ、草原、花のある景色など、見たときに「木」や植物を感じられるものなら選択肢はたくさんあります。

次に、水のある風景。

五行には、五つの要素がお互いを生み出していく「相生」という考えがあります。

その中にあるのが、水生木(すいしょうもく)。

水が木を生むという関係です。

植物に水をあげる光景を思い浮かべると、かなり覚えやすいですよね。

静かな湖、小川、木々の間を流れる川。

水と緑が一緒に描かれた風景なら、東の「木」と水生木のつながりを一枚の中で楽しむこともできます。

東の玄関で川と緑を描いた風景画を眺めるたぬき

そして朝日や日の出。

太陽が昇る東は、一日の始まりを感じる方角です。

そのため朝日や日の出は、「始まり」「これから伸びていくイメージ」を東に重ねて楽しみたい方にも取り入れやすいモチーフです。

植物、水、朝日。

この3つの中で、玄関に飾ったところを想像したときに一番気持ちが明るくなりそうなものを、まず候補にしてみると選びやすいと思います。

東の玄関に飾る植物・水辺・朝日の絵を見比べるたぬき

東の「木」を楽しむおすすめのモチーフ

東の「木」を楽しむなら、植物や樹木の絵はやはりイメージを重ねやすいモチーフです。

たとえば、やわらかな新緑、木漏れ日のある森、枝葉を広げた一本の木。

同じ植物の絵でも、雰囲気はかなり違います。

明るい玄関にしたいなら、黄緑の若葉や白い花。落ち着いた雰囲気が好きなら、少し深い緑の森や青緑の葉もきれいです。

すっきりしたインテリアなら、植物を一枝だけ描いたシンプルな絵も似合いそうです。

「花の絵はどう?」と思う方もいると思いますが、花も植物なので、もちろん候補になります。

春らしい花、新緑と一緒に描かれた花、好きな花。

東の意味を重ねながら、「この花を見ると気分が明るくなる」という一枚を探すのも楽しそうです。

竹の絵も面白いモチーフです。

竹は中国の絵画で古くから親しまれてきた題材です。

まっすぐ伸び、節を持つ姿から、信念を曲げない高潔な人物の象徴として描かれてきました。

参考:京都国立博物館「中国の墨竹図」

東玄関だけのモチーフというわけではありませんが、背景を知ると、ただの緑の植物とはまた違った魅力が見えてきます。

こういう「知ったあと、前より少し好きになる感じ」が、私は風水や縁起物の楽しいところだと思っています。

森林の風景が好きなら、森の中の道や木漏れ日もいいですね。

実際の森そのものとは違っても、玄関で好きな景色が目に入ると、帰ってきたときに少しほっとすることがあります。

「この景色、やっぱり好きだな」と思える一枚なら、毎日見る玄関にも似合います。

東の玄関で緑の森林を描いた絵を眺めるたぬき

活力や仕事運をイメージする風景画

東の風水では、仕事運や発展運という言葉と一緒に、朝日の絵が紹介されることがあります。

東は太陽が昇る方角なので、「これから始まる」「新しく動き出す」といったイメージを重ねやすいのでしょう。

朝日の絵を見ると、植物画とはまた違った元気さがあります。

淡い朝焼けなら穏やかですし、ぱっと明るい日の出なら玄関のアクセントにもなります。

「最近、新しいことを始めたい」

「朝、家を出るときに明るい景色を見たい」

そんな気分のときに、東の意味と重ねて朝日の絵を選んでみるのも素敵です。

ここでもうひとつ注目したいのが、朝日に含まれる赤やオレンジです。

五行では赤は「火」に結びつく色ですが、東の定番色というわけではありません。

それでも、朝日の絵なら赤やオレンジは自然な色。鮮やかな赤を少し効かせたり、淡いオレンジの朝焼けを選んだりすると、玄関にも明るさが出ます。

その人の好きな雰囲気に合わせて取り入れてみると、自分らしい雰囲気も出せそうです。

山の絵もよく候補に挙がります。

山は伝統的な風水でも大切にされてきた存在です。

本来の風水では、実際の土地にある山や水の流れを見ます。

一方、現代のインテリア風水では、山の絵に「安定」「落ち着き」「土台」といった意味を重ねて楽しむことがあります。

緑の木々に包まれた山や、朝日に照らされた山なら、東の「木」や「始まり」のイメージも一緒に楽しめます。

山の景色が好きな方なら、玄関に飾る一枚として見てみるのもよさそうです。

東の玄関に合わせやすい色と配色

色から選びたいときは、まず青・青緑・緑を見てみてください。

東と結びつく昔の「青」は今より広い色だったので、青空も、青緑も、新緑も、東のイメージにつなげて楽しめます。

白い壁に緑の葉が少し入った絵。

木の靴箱の上に、青空と木を描いた風景。

深い青緑を使った植物画。

同じ東の色でも、玄関の雰囲気に合わせていろいろな選び方ができます。

もうひとつ「へえ」と思ったのが水の色です。

私たちは水というと青や水色を思い浮かべますが、五行の基本色では水に対応する色は黒です。

今の感覚とは少し違いますよね。

こういう昔と今の色の感じ方の違いを知ると、風水の色選びも少し面白くなります。

青系は東そのものと結びつく色。

水辺の青は、水生木のイメージも重ねやすい。

そんなふうに、ひとつの色にいくつかの意味を見つけて楽しむこともできます。

赤やオレンジ、黄色、白が入った絵にも、それぞれの良さがあります。

植物画に咲く白い花、朝日の黄色やオレンジ、紅葉の赤。

風水の色を手がかりにしながら、自分の好きな色と東らしい色が自然に重なる一枚を探してみるのも楽しそうです。

東の玄関の風水効果を高める絵の配置

好きな絵が見つかると、今度は「どこに飾ろう」「この色は東に合うかな」「額縁は何がいい?」と、もう少し細かなところも気になってきます。

玄関に飾る絵については、伝統的な五行の考え方をもとにしたものから、現代のインテリア風水として広まったものまで、いろいろな楽しみ方があります。

それぞれの意味を知りながら、自分の玄関に似合う取り入れ方を見つけていきましょう。

玄関の風水で飾ってはいけない絵

玄関に飾る絵について調べていると、家族写真、暗い絵、枯れ木、ドライフラワーなどが「避けたいもの」として紹介されることがあります。

こうした説も、背景を知ってみると見え方が少し変わります。

たとえば家族写真。

現代の風水では、「玄関から入るさまざまな気を家族が受ける」という意味から、家族写真はリビングなど家の内側に飾るという考え方もあります。

一方で、写真そのものは古典風水が成立した時代にはなかったものです。

そのため、家族写真については古くからの風水の決まりというより、後の時代に玄関風水へ加わった解釈として見るとわかりやすくなります。

「家族を迎えてくれる写真にしたい」「家の内側で大切に飾りたい」。どちらの楽しみ方もできますね。

ドライフラワーにも、現代の風水では「生花とは違う気を持つもの」として見る考え方があります。

ただし、実物のドライフラワーと、それを題材にした絵は別のものです。

アンティークな植物画や押し花のような絵が好きなら、その美しさや雰囲気を楽しむ選択肢もあります。

枯れ木も、一見すると静かで寂しい印象がありますが、中国絵画では古木や枯木が味わいのある題材として描かれてきました。

長い年月を生きた木として見ると、また違った魅力がありますよね。

玄関では毎日その絵を目にするので、風水の意味に加えて、自分がその絵からどんな空気を感じるかも大切にしたいところです。

明るさ、落ち着き、力強さ、静けさ。

玄関に欲しい雰囲気から絵を選ぶと、自分らしい一枚が見つかりやすくなります。

東の玄関にはNGとなる要素

東の玄関について調べると、「白や金色は控えめに」「黄色はどうなの?」という情報を見かけることがあります。

これは、五行同士の関係から生まれた考え方です。

五行では東は木、西は金。そして相剋には金克木(きんこくもく)という、金が木を克す関係があります。

そこから現代のインテリア風水では、「木の東に、金を表す白や金色をたくさん使うより、木の色を中心にすると調和を作りやすい」と紹介されることがあります。

この考えを絵選びに取り入れるなら、青や緑を主役にして、白や金色を花や光のアクセントとして楽しむ方法もあります。

黄色は五行では土に結びつく色です。

木と土の相剋は木克土(もっこくど)なので、「黄色そのものが東の木を傷つける」という関係ではありません。

黄色い花や朝日の光が入った絵なら、東の玄関にも明るい表情を加えてくれそうです。

色で迷ったときの考え方

青・青緑・緑は、東の「木」や昔の「青」を感じやすい色です。白・黄色・金色も、花や光、アクセントとして取り入れながら、好きな配色を楽しんでみてください。

五行の色を知ると、「これはダメ」というより、「この色を主役にすると東らしい」「この色を少し足すと明るくなりそう」と、絵を見るポイントが増えていきます。

それも風水を取り入れる楽しさのひとつですね。

東の玄関に合わせやすい額縁の選び方

絵が決まったら、額縁も選んでみましょう。

東=木を意識するなら、木製フレームはとても合わせやすい素材です。

植物や森林の絵とも自然になじみますし、玄関に少し温かみも出ます。

木の色も、明るいナチュラルカラー、深いブラウン、白っぽい木などさまざまなので、絵に合わせて選ぶのも楽しそうです。

金属製のフレームについては、五行の「金克木」から控えめにするという現代風水の考え方があります。

一方、細い黒やシルバーのフレームは、現代的な絵や写真作品をすっきり見せてくれます。

「東の木をしっかり楽しみたいなら木製」「シャープな作品には細い金属フレーム」というように、風水とインテリアの両方から眺めてみると選択肢が広がります。

プラスチックやアクリルも、軽くて扱いやすい素材です。

玄関では、掃除のしやすさや割れにくさも嬉しいポイントですね。

ガラスやアクリルの反射が気になる場合は、照明や外の光との位置関係も見てみましょう。

絵がきれいに見える場所へ少しずらしたり、反射を抑えたタイプを選んだりすると、お気に入りの一枚をより見やすく飾れます。

私なら、額縁はこんな順番で見ていきます。

  1. まず絵に似合うか
  2. 次に玄関の家具や床になじむか
  3. 木製が似合えば、東らしい「木」の意味も重ねて楽しむ

風水の意味を知ってから額縁を見ると、「木製もいいな」「この木の色なら玄関に合いそう」と、今まで気にしていなかった部分まで少し面白く見えてきます。

良い気を取り込む絵の配置と位置

最後は飾る場所です。

「正面がいい?」「右?左?」と、位置も気になりますよね。

風水では、東に青龍、西に白虎という方位の象徴があります。

ただし、青龍・白虎は本来、建物や土地を含めて方位を見る考え方なので、現代住宅の玄関で「ドアから入って必ず右」という一つの決まりとして扱うものではありません。

そのため、方位の意味を楽しみつつ、実際の玄関では絵がきれいに見える場所も一緒に探してみるのがおすすめです。

  • 玄関に入ったとき自然に目に入る
  • ドアや靴箱を開けても邪魔にならない
  • 照明や外の光で絵がきれいに見える

この3つがそろう場所なら、毎日気持ちよく眺めやすいです。

高さは、家族が普通に立ったときに自然に目に入るくらいを目安にすると、絵を楽しみやすくなります。

東の玄関で朝日の絵を見やすい高さに飾るたぬき

絵の枚数も、玄関の広さや壁とのバランスで変わります。

迷ったら、まずお気に入りを一枚。

少し物足りなければ、小さな絵をもう一枚合わせてみる。

季節によって入れ替えてみるのも楽しそうです。

そして、絵を飾ったら、その周りも少しだけ整えてみてください。

出しっぱなしの靴を一足しまう。

棚をさっと拭く。

お気に入りの絵がきれいに見えるようになると、玄関全体にも目が向くようになります。

私のように面倒くさがりなら、床に置いてあるものをひとつ減らすだけでも十分。

絵をきっかけに、玄関そのものが少し好きな場所になったら嬉しいですよね。

絵だけでなく玄関の空気をもう少し整えてみたい方は、玄関の風水で楽しむ香りの選び方も参考にしてみてください。

絵とはまた違う方法で、玄関に好きな雰囲気を重ねられます。

東の玄関を彩る風水と絵のまとめ

東に飾る絵で迷ったら、まず思い出したいのは「東=木」です。

そこから植物、樹木、森林の絵を見てみる。

水生木のつながりから、川や湖のある風景を選んでみる。

「始まり」や東らしい明るさを楽しみたいなら、朝日や日の出を見てみる。

意味を知ると、それまで何となく見ていた絵にも、少し違った魅力が見えてきます。

迷ったこと こんなふうに楽しむ
どんな絵がいい? まず植物・樹木・森林を候補に
水の絵は? 水生木のつながりを重ねて楽しむ
朝日の絵は? 東の「始まり」や明るさを感じる一枚に
何色がいい? 青・青緑・緑が東らしさを取り入れやすい
白や黄色は? 花や光など、絵の中のアクセントとしても楽しめる
額縁は木製? 木製なら東の「木」の意味も重ねやすい
どこに飾る? 自然に目に入り、絵がきれいに見える場所へ

こうして見ていくと、東の風水は、絵を選ぶときの楽しみを増やしてくれるヒントがたくさんあります。

今まで何となく見ていた森林画が、「東の木に合いそう」と急に候補になったり。

朝日の絵を見て、「玄関にあったら朝ちょっと気分がいいかも」と思ったり。

昔の「青」には緑に近い色も含まれていたと知って、青緑の絵が気になり始めたり。

白い花や黄色い光が入った絵も、「この組み合わせなら好き」と新しく目に留まるかもしれません。

そうやって、風水を知る前より絵を見るのが少し楽しくなる。

私は、それくらいの距離感が好きです。

意味を知ったうえで、「私はこれが好き」と選べる一枚。

玄関のドアを開けたときに、その絵を見てちょっと気分がいい。

東に飾る絵は、そんなふうに風水の意味と自分の好みを重ねながら選んでみてはいかがでしょうか。

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