玄関ってどんなインテリアがいいのかとたまにもやっと考えることがあります。
人付きあいをあまりしなくても宅配業者さんが来たり、予想もしていなかった子どもの友達が遊びに来たりと、家族以外の人が来ることが意外と多い場所です。
せっかくなら、家の顔である玄関を少しでも良い空間にしたいですよね。
玄関のインテリアを見直そうと思ったとき、ふと風水の方角が気になりました。
「我が家の方角にはどんなものが合うんだろう?」と調べていくうちに、方角ごとにふさわしい「絵」や「色」が全く違うことを知ったんです。
本格的なルールに縛られるのは苦手なのですが、お部屋の空気を変えるちょっとした模様替えのつもりで取り入れてみると、案外気分がスッキリするんですよね。
そこで今回は、数ある方角の中から「東の玄関」に焦点を当ててみたいと思います。
いざ飾ろうと思うと、東の玄関に飾る絵のモチーフはどんな絵がいいのか、風水的に意味のある色は何なのかと、わからないことばかりです。
さらに、仕事運に良い影響があるのか、飾ってはいけない絵やNGな絵はあるのか、額縁の選び方や飾る位置はどうすればいいのかなど、次々と疑問が湧いてきます。
私のように面倒くさがりな人間でも、運気を少しでも良くできるなら試してみたいと思うものです。
この記事では、東の玄関に風水を取り入れて絵を飾る際に知っておきたいポイントを、私なりに調べてまとめてみました。少しでも皆さんの玄関作りのヒントになれば嬉しいです。
この記事で分かること
- 東の玄関が持つ風水的な意味と特徴
- 運気を育むおすすめの絵のモチーフや色
- 運気を下げてしまう飾ってはいけない絵やNG要素
- 効果を高める額縁の選び方と正しい飾る位置
東の玄関に飾る風水的な絵の選び方

東向きの玄関に絵を飾るなら、どんなものを選べばいいのか悩みますよね。
ここでは、東という方角が持つ意味や、相性の良いモチーフ、色の選び方についてご紹介します。
難しく考えず、インテリアの延長として気軽に取り入れられるポイントをたっぷりとまとめてみました。
東の玄関が持つ風水的な意味

風水の世界では、玄関は「良い気が入ってくる一番大切な場所」とされています。
その中でも東の玄関は、太陽が昇る方角であることから、「始まり」「成長」「若々しさ」といった、とても前向きで活力のあるエネルギーを持っていると言われています。
朝、玄関のドアを開けた時に東からの朝日が差し込むと、それだけで「今日も一日頑張ろう」というすがすがしい気持ちになりますよね。
この感覚は、まさに東という方角が持つ発展的なパワーの証なのだそうです。
また、陰陽五行説という古い考え方によると、東は「木」の気を持つ方角に分類されます。
木が大地にしっかりと根を張り、天空に向かって上へ上へと枝葉を伸ばしていくように、私たちの内面的な成長や、隠れた才能の開花を後押ししてくれるエネルギーがあるそうです。
何か新しいことを始めたい時、資格の勉強を頑張りたい時、あるいは気分を一新してフレッシュな毎日を送りたい時には、ぴったりの方角と言えますね。
ちょっとした豆知識
子どもの健やかな成長を願う親御さんにとっても、東の玄関はとても縁起の良い場所です。
風水は、住環境を整える考え方として捉えられることもあります。
明るく前向きな意味を持つ東の玄関をきれいに保つだけでも、毎日の自己肯定感が少し上がり、生活に良いリズムが生まれるはずです。
私のように普段は面倒くさがりな人間でも、「木の成長パワー」があると聞くと、少し玄関を整えてみようかなというやる気が湧いてきます。
朝出かける時にこの明るいエネルギーを浴びることで、一日のスタートを気持ちよく切ることができるのは大きな魅力です。
どんな絵が東の玄関に最適か

東の玄関が持つ「木」のエネルギーを最大限に活かすには、どんな絵を選べばいいのでしょうか。
ポイントは、東の方角が持つ性質と仲の良いモチーフや色を選ぶことです。
風水には「相生(そうじょう)」という、お互いを生かし合い、育て合う良い関係性の法則があります。
人間関係でも、一緒にいると元気になれる相手がいますよね。
それと同じで、東の「木」のエネルギーを育ててくれるような要素を持つ絵を飾ることで、玄関の空間全体がさらに心地よく、力強いパワースポットになるそうです。
具体的には、木に水を与えて育てる「水」の気を持つ要素や、木が燃えることで生み出される「火」の気を持つ要素がこれに当たります。
逆に、せっかくの木のエネルギーを弱めてしまったり、切り倒してしまったりするような「相剋(そうこく)」と呼ばれる悪い関係性の絵は、絶対に避けた方が無難です。
私はこれまで直感だけでインテリアを選んでいましたが、この「お互いを生かし合う」という風水の考え方を知ってからは、空間づくりがパズルのようで少し面白く感じるようになりました。
また、玄関は家族全員が毎日必ず通る場所であり、お客様を最初にお迎えする「家の顔」でもあります。
そのため、あまりに個性的すぎる絵や、見る人を選んでしまうような前衛的なアートよりも、誰が見てもパッと心が明るくなるような、普遍的な美しさを持つ絵を選ぶのが正解です。
自然のエネルギーと調和し、見る人の心を穏やかに引き上げるような作品こそが、東の玄関には最適だと言えるでしょう。
成長を促すおすすめのモチーフ

東の玄関に飾る絵として、もっともオーソドックスでありながら強力におすすめなのが、森林や植物、樹木を描いた風景画です。
これらは東が持つ「木」の気そのものを表しているため、空間にすんなりと馴染み、全く無理をすることなく良いエネルギーを大きく増やしてくれます。
小さな種から芽が出て、時間をかけて大木へと成長していく植物の姿は、私たちの仕事のキャリアアップや、家族の健康的な成長と深くリンクしています。
緑豊かな自然の絵は、見ているだけで心がホッとしてリラックスできますよね。
実際、森の風景や緑を見ることは、私たちの心身に良い影響を与えることがわかっています。
林野庁『「森林の健康と癒し効果に関する科学的実証調査」の結果について』によると、森林環境に身を置くことで、都市部にいる時よりもストレスホルモンが減少し、リラックスした状態になることが科学的にも実証されています。
(出典:林野庁『「森林の健康と癒し効果に関する科学的実証調査」の結果について』)
森林を想起させる絵は、玄関を落ち着いた印象に整え、気分を切り替えるきっかけになりそうです。
観葉植物を実際に置くのも良いですが、お世話が面倒だったり、日当たりの問題で枯らしてしまったりする心配がある方には、絵画で植物のエネルギーを取り入れるのはとても賢い方法です。
私のように日々のちょっとしたストレスを感じやすい人には、まさにうってつけのモチーフです。
活力や仕事運を高める風景画

植物の次に良いとされているのが、朝日や太陽を描いた絵です。
そもそも東という方角は太陽が昇る場所ですから、朝日のエネルギーを絵として視覚的に取り込むことは、とても理にかなった開運アプローチです。
五行説において、木は燃えることで火を生み出す(木生火:もくしょうか)という素晴らしい関係性を持っています。
そのため、太陽(火の気)の絵を飾ることで、自分の中に眠っている活力が引き出され、仕事や勉強に前向きな気持ちを持ちたい人に、相性が良いとされています。
「最近ちょっと気合が入らないな」という時には、パーッと明るい朝日の絵が背中を押してくれるかもしれません。
また、雄大な山の風景画も非常におすすめです。
古くから風水では、山は良いエネルギー(気)が無限に湧き出す「龍脈(りゅうみゃく)」の源とされています。
東の玄関に山の絵を飾ることで、仕事の基盤をしっかりと固め、ブレない自分を作る助けになってくれます。
山の絵を選ぶ際の重要なポイント
ゴツゴツした荒涼たる岩山や、雪で閉ざされた冬の山ではなく、青々とした木々が生い茂る「緑が豊かな山」の絵を選ぶのが正解です。
木と山の両方のパワーを兼ね備えた風景画なら、東の玄関との相性は抜群になります。
私自身、仕事で大きなプロジェクトを任されたり、何か責任のある立場になったりした時は、不思議とどっしりとした山の景色に惹かれることがあります。
活発に動きたい時は太陽、じっくり腰を据えたい時は山と、その時の自分の状況に合わせて風景画を変えてみるのも楽しいですね。
相性の良い色と運気を育む配色

絵のモチーフだけでなく、作品全体の色使い(カラーリング)も空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
東の玄関におすすめのカラーは、主に3つの系統に分けられます。
1つ目は、言うまでもなく「グリーン系(緑色)」です。
東の方位を象徴する「木」の気そのものの色であり、空間に調和と癒やしをもたらす最も安全で効果的なベースカラーです。
2つ目は「ブルー系(青・水色)」です。
陰陽五行では「水は木を育てる(水生木:すいしょうもく)」という関係にあるため、水の気を表すブルー系は、東の持つ成長エネルギーにたっぷりと栄養を与えてくれます。
爽やかな青空や、清らかな川、穏やかな湖畔が描かれた絵画などは、仕事運を根底から支え、冷静な判断力をもたらしてくれる頼もしい存在です。
3つ目は「レッド系(赤色)」です。
これは太陽のエネルギーと繋がり、空間に強烈な活力を与えてくれます。
個人の才能を開花させ、突破力を与えてくれる色ですが、あまりに真っ赤な面積が広すぎると、気が休まらず少し落ち着かなくなる可能性があります。
そのため、朝焼けの空のような自然な赤や、絵のワンポイントとして使われているような「アクセントカラー」としての赤を選ぶのが、バランスを取るコツです。
色が私たちの心理に与える影響は計り知れません。
東の玄関には、暗く沈んだ色よりも、パッと見て「綺麗だな」「明るいな」と感じるクリアな色調のものを選ぶことで、外から入ってくる良い気をさらに増幅させることができます。
東の玄関の風水効果を高める絵の配置

絵の選び方がわかったら、次は飾り方です。
いくらモチーフや色が完璧な絵を選んでも、飾り方や周辺環境の組み合わせによっては、その効果が半減、あるいは逆効果になってしまうこともあるそうです。
ここでは、避けるべき絵の特徴や額縁の選び方、そして飾る位置について詳しくお話しします。
玄関の風水で飾ってはいけない絵

ここまでは「どんな絵を選ぶべきか」についてお話ししてきましたが、実は風水において「玄関に飾ってはいけない絵」というものも明確に存在します。
いくら自分が好きなアートであっても、玄関という特別な空間には不向きなものがあるのです。
まず大前提として、暗くてじめじめした印象の絵や、争いごと(戦場や狩りなど)を連想させるような絵は、入ってくる良い気を跳ね返したり、淀ませてしまったりするため風水では避けたほうがよいとされます。
玄関は外から様々なエネルギーが入ってくる関所のような場所ですから、ネガティブな要素を持つものは置かないのが鉄則です。
また、意外に思われるかもしれませんが、家族の似顔絵や写真を玄関に飾るのも風水的にはあまり良くないとされています。
外から入ってきた強い気(時には疲労やストレスなどの悪い気も含まれます)を、写真に写っている家族が直接浴びてしまい、運気を消耗してしまうと考えられるからです。
家族の写真は、家の中の安全な場所であるリビングなどに飾るのがベストです。
さらに、絵ではありませんが、ドライフラワーや剥製なども「生きていないもの(死を連想させるもの)」とされるため、玄関には向きません。
植物を取り入れたい場合は、玄関の運気を上げる生花の選び方と風水効果を参考にして、生き生きとした生花を飾るのがベストです。
私も昔、少し退廃的な雰囲気のおしゃれなアートポスターを玄関に飾っていたことがありますが、毎日見ているとなんとなく気分が重くなり、外してからはスッキリした経験があります。
常に「生きた活力」を感じさせるみずみずしい絵画を選ぶようにしましょう。
東の玄関にはNGとなる要素

玄関全般に言えるNGルールとは別に、東の玄関に特有の「避けるべき色や要素」も存在します。
ここを間違えてしまうと、せっかく良いモチーフの絵を選んでも効果が台無しになってしまうので要注意です。
東の玄関で絶対に避けるべき最大のタブー色は「白色・金色(ゴールド)」です。
白や金色は五行において「金」の気を持ちます。金属製の斧やノコギリが、樹木をバッサリと切り倒してしまう光景を想像してみてください。
これを風水では「金克木(きんこくもく)」と呼び、東の持つ成長や発展のエネルギーを根本から断ち切ってしまう非常に破壊的な関係とされています。
豪華なゴールドを基調とした絵や、キラキラと輝くメタリックな質感の作品は、東の玄関には最も不向きです。
また、「黄色(イエロー)」を中心とした絵も避けた方が良いとされています。
黄色は「土」の気を持ちますが、樹木は土から養分を一方的に吸い取って成長するため、土の要素が多すぎるとエネルギーがぶつかり合い、空間のバランスが崩れやすくなります。
金運アップのために黄色い絵を西の玄関に飾るのは有名ですが、それをそのまま東の玄関に当てはめてしまうのは、風水的には逆効果になってしまうというわけです。
もしどうしても黄色や白の絵を飾りたい場合は、絵のメインカラーではなく、ごく小さなアクセントとして入っている程度に留めるか、他の方角(西や北西など)のお部屋に飾ってあげるのが一番幸せな選択だと思います。
運気を逃さない額縁の選び方

絵のモチーフや色が完璧でも、それを入れる「額縁(フレーム)」の素材選びで失敗してしまうケースが意外と多いそうです。
東の玄関は「木」の気を持つ空間ですから、当然ながら額縁も天然素材である「木製」を選ぶのが大正解となります。
温かみのある木のフレームは、東の持つ成長のエネルギーと完全に調和し、絵画の持つ良いパワーをさらに引き立ててくれます。
注意したい額縁の素材
アルミやスチールなどの「金属製」の額縁は、先ほどの「金克木」のお話と同じで、鋭い刃物のように木のエネルギーを傷つけてしまうため、東の玄関では避けるのが鉄則です。
また、プラスチック製の額縁は「火」の気を持ちますが、人工物であるため自然の気の流れを乱しやすいとされています。
さらに、絵の表面を保護するガラスやアクリル板の反射にも注意が必要です。
玄関の強い照明や外からの光がギラギラと反射してしまうと、せっかく入ってきた良い気を鏡のように跳ね返してしまう恐れがあります。
可能であれば、光沢が控えめなマット仕上げのフレームを選んだり、無反射ガラス(ノングレア仕様)のアクリル板に変更したりすることで、落ち着いた良質なエネルギーを玄関にしっかりと留めておくことができます。
私自身、安いアルミフレームをそのまま使っていましたが、木製のちょっと良いフレームに入れ替えただけで、見違えるようにインテリアとしての格が上がり、空間全体が柔らかい雰囲気に包まれました。
風水うんぬんを抜きにしても、やはり温もりのある木製フレームが一番しっくりくると実感しています。
良い気を取り込む絵の配置と位置

「絵を玄関の右側に飾るか、左側に飾るか」というのは、風水に少し興味がある方なら一度は悩むポイントかもしれません。
「青龍」や「白虎」といった難しい専門用語を用いた配置のルールもありますが、私たちのように「心地よい空間づくり」を目的にする場合、それ以上に圧倒的に大切なのが「空間の余白」をしっかりと確保することです。
風水アイテムとして水晶を置いたり、風水的に正しい玄関の鏡の置き方や位置を意識して八角形の鏡を飾ったり、観葉植物を並べたりと、運気を上げたい一心であれもこれもと欲張って飾りすぎるのは、実は一番の逆効果になります。
様々なアイテムが発する気が狭い玄関の中で混線してしまい、エネルギーがぶつかり合って気の流れが淀んでしまうからです。
玄関はあくまで良い気が家の中へと入っていくための「通り道」です。
メインとなるお気に入りの絵画を1枚、一番視線が集まるスッキリとした壁に主役として飾り、周りには余計なものを置かない「引き算の設計」を心がけましょう。
靴はきちんと靴箱にしまい、たたき(床)をこまめに水拭きして清潔に保つこと。
この「お掃除と整理整頓」という基本的な土台があって初めて、飾った絵画の持つ風水的なパワーが100%発揮されるのだと思います。
また、視覚的な絵画の配置に加えて、玄関の風水効果を高めるおすすめの香りを取り入れて嗅覚からも空間を整えると、より一層心地よい場所になります。
面倒くさがりの私からのアドバイスとしては、床にモノを置かないようにするだけでも、掃除のハードルがグッと下がり、綺麗な玄関をキープしやすくなります。
東の玄関を彩る風水と絵のまとめ
今回は、東の玄関の風水にまつわる絵の選び方や飾り方のタブーについて、私なりに深く調べてまとめてみました。
東の玄関に風水的に合う絵について調べてみると、情報がたくさんあって少し難しく感じるかもしれません。
でも、基本となる考え方は意外とシンプルです。
東が持つ「木」の成長エネルギーを育ててくれるような、森林や朝日、山の風景画を選び、木と相性の悪い金属や白色を避けて「木製の額縁」に入れてスッキリと飾る。
これだけ押さえておけば、大きく失敗することはありません。
最後に、各方位の簡単な特徴と東方位との比較を表にまとめておきましたので、インテリア選びの参考にしてみてください。
| 方位・気 | おすすめのモチーフ | おすすめの色 | 避けるべき色・素材 |
|---|---|---|---|
| 東(木) | 森林、植物、朝日、山 | グリーン、ブルー、レッド | 白、金、黄色 / 金属製の額縁 |
| 西(金) | 豊穣、黄金色の風景 | ゴールド、白 | 光沢が強すぎる素材、赤色 |
風水はあくまで昔の人が考えた生活の知恵であり、運気アップの効果を必ず保証するものではありません。
健康運や仕事運などへの影響も、あくまで一般的な目安として捉えてくださいね。
もし生活環境や心身に深い悩みがある場合は、風水だけに頼るのではなく、専門家や公的な相談機関にご相談されることをおすすめします。
私としては、あまりルールに縛られすぎて窮屈になるよりも、「この絵を見たら今日も一日頑張れそうだな」と純粋に思える、自分のお気に入りの一枚を見つけることが一番大切だと考えています。
それが一番の気分転換になり、心と生活のペースを取り戻す素敵なきっかけになるはずですから。
次回以降は、西や南、北といった他の方位についても順番にまとめていきたいと思いますので、ぜひご自宅の玄関の方角と照らし合わせてみてくださいね。

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